テストが終わったらなにをする?
こんにちは、山村です。
ほとんどの中高生がテスト期間最終日となりました。
今からテストのコツを教えるのは難しいので、先取りということでテスト後の話をします。
「テストが終わったらなにをする?」
と聞かれると、たいてい「寝る」か「遊ぶ」かです。
心身ともに疲労しているわけですから、テスト結果が返ってくるまではそれでいいかもしれません。
でもテストが返ってきたら?点数を確認したら、親に見せて、ごみ箱行き?なーんて、そんなはずはないと思います。
復習しよう!と言われると、「そんな面倒なこと、するわけない!」「やらなきゃなのはわかってるけど」と思ってしまいがちです。
ただ、ここで考えてほしいのは習ったばかり、テストしたばかりの今ですらわからないものが、時間をおけばできるようになるのか、ということです。
そのうちできるようになる、というのは勉強を続けていけばわかるようになる、ということであって、放っておけばできるという意味ではありません。
回りくどくなりましたが、じゃあどう復習したらよいのでしょうか、簡単コースだと次のようになります。
1 間違ったところだけを解きなおす
2 間違ってしまった問題に似た問題を探して解く
3 もう一度テストの問題を解きなおす
時間を気にしないのであれば、ワークをもう一度解きなおしたり、プリントを解きなおしたり、テスト前と同じことをしてみましょう。
さらに厳重に復習したい場合は1週間ほど時間をおいてからテスト問題に再挑戦すると、本当に忘れていないか確かめることができるでしょう。
ちなみに「テスト終わったんだから、次のテストの範囲じゃないし、する意味ないじゃん!」と思っている人もいるとは思いますが、定期テストの積み重ねが「学力テスト」につながり、それはやがて「入試」につながります。
今復習をしておけば、受験期に膨大な復習を前に為す術なく立ちつくすこともなくなるわけです。
今のためだけのテストではないということをしっかりと頭の中に入れておきましょう。