おすすめ古文勉強法(高校入試向け)
古文の勉強は本当に皆さん苦戦しています。
新潟県の公立高校入試は古文の配点が非常に高く、なんと100点満点中30点もあります!
古文を攻略しなければ、高得点が狙えない配点となっています。
ちなみに英語のリスニングの配点が32点です。その二つだけで500点満点中62点と全体の約12%の配点となっています。
この二つは、あまり対策をやっていない人が多いので、差がつく単元になります。
今回は高校入試古文の勉強法についてまとめていきます。
①何回も繰り返し音読をして、スラスラ読めるようになる。
古文の朗読動画がありますので、そちらを何回も聞き、その後自分でスラスラ読めるようになるまで何度も音読します。
教科書で習った文章を聞きましょう。枕草子の「春はあけぼの」、平家物語の序文「祇園精舎」「敦盛の最後」、奥の細道「序文」など、慣れ親しんだものでいいです。
黙読では無く、音読です。
朗読の音声はこちらのサイトにほぼ揃っています。
音読ができるようになると、内容の理解も文法の細かい法則もビックリするくらい理解が楽になります。
この後の勉強が効率よく進められますので、まずは音読です。
その次に、知識を増やしていきます。
②古文単語、古文常識、古文文法をしっかり身につける
他の都道府県では、あまり古文の配点が高くなく、問題も基本事項の確認のみ、というところも多いです。そのため、高校入試用の国語参考書・問題集は、あまり古文が充実しているとは言いがたいです。もしくはその逆で首都圏私立などの難関用の問題集ですと、公立高校入試のレベルを超えてしまいます。そのため、新潟県の公立高校入試対策として使えるものがほとんどありません。
その中でおすすめできるのがこちらです。
『やさしい中学国語』(学研)
なんと約600ページ以上ある本ですが、そのうちの5分の1、120ページほど古文に割いており、他の参考書・問題集より分かりやすく内容も濃いです。
もちろん古文以外の単元もおすすめですが、ものすごく分厚い本ですので、必要な所だけを重点的に使用するようにしてください。
こちらを何周も繰り返して、載っている内容をしっかり頭に入れましょう。
③新潟県の公立高校入試問題過去問を何度も解く
他の都道府県の問題は古文の配点が少なかったり、読解問題が無かったりするので、対策として使えません。
やはり新潟県の過去問が一番の対策問題となります。
ネクサスでは何十年分も保存してありますので、いくらでも遡って対策をすることができます。
現在文の問題文は毎年新しい文章がどんどん生み出されていきますので、年々傾向が変わってきます。
逆に古文は新しい文章がどんどん生み出されることはありません。
最初は大変ですが、しっかり対策を積み重ねていけば得点源に出来ますし、何よりも他の人と差をつけることが出来る分野です。