国語の選択問題を自分で作る!
これから多くの中学・高校でテストが実施されます。計画的に学習を進めて得点アップを目指してがんばりましょう。
さて、今回は国語の読解問題、特に選択問題についての解き方を紹介したいと思います。
本文を読み終わり、設問を確認すると「筆者の主張」「傍線部の意味」「なぜ筆者はそう思うのか」などと本文の一部分に関する理由や意味が問われます。
しかしすぐに解き始めるのはストップ! 選択肢を確認する前に、もう1度本文に戻りましょう。
そして傍線部を読み、前後の文に目を向けます。あるいは、傍線部と同じキーワードが使われている箇所を探します。
そうすると、先ほど設問で問われていたことがなんとなくイメージできます。「こういうことが選択肢にあるんじゃないかな」と予想できればベストですね。
その内容に関係ありそうな箇所から傍線部に向かって矢印をつけて目立たせましょう。
そしていよいよ選択肢の確認です。
1文で書かれていることが多いと思いますが、いくつかのまとまりに分けてみるといいでしょう。
➀〇〇であるため、 ➁□□することは ➂△△である
例えば上のように3つのまとまりに分けたとき、本文に合わない内容が一箇所でもあれば候補からはずします。
そして残った選択肢のうち、自分で考えたものに一番近いものを選びましょう。
ここで1つ注意しなければいけないのは、本文と同じ内容と言えるものの、「表現が違う」ときです。
本文にないからといってすぐに不正解とはなりません。ただの言い換えの可能性もあるからです。
以上のことに注意して、選択問題で確実に正解できるように練習を繰り返しましょう。