ネクサスブログ

04

Sep

大学入試で現代文が苦手な人は「自分に合う先生」を見つけよう

大学入試の現代文が苦手な生徒には、ある共通した特徴があります。

それは、

「現代文の参考書を何冊もやっているのに、なかなか成績が上がらない」

ということです。

書店に行けば、現代文の参考書や問題集はたくさんあります。

「この参考書がいいらしい」

「この問題集が難関大学におすすめらしい」

「学校の先生にはこれを勧められた」

「ネットでは別の参考書が紹介されていた」

そんな情報を見ているうちに、気がつけば複数の先生の参考書を買ってしまう。

しかし、現代文が苦手な人ほど、これはあまりおすすめできません。

現代文は「先生によって説明の仕方」がかなり違います

現代文の参考書を選ぶときに、意外と重要なのが、

「どの先生が書いた本なのか」

ということです。

現代文は数学や英語と違って、問題の解き方を説明する方法に先生ごとの個性がかなりあります。

文章の読み方を重視する先生もいれば、設問の選択肢の分析を重視する先生もいます。

また、

「本文をどう読めばいいのか」

「傍線部をどう分析するのか」

「選択肢をどう切るのか」

といった部分についても、先生によって説明の仕方が異なります。

そのため、ある先生の説明では「なるほど、そういうことか」と理解できたのに、別の先生の説明になると急にわからなくなる、ということも珍しくありません。

これは、その先生が良い・悪いという話ではありません。

単純に「自分との相性」があるのです。

だからこそ、現代文が苦手な人には、まず「自分に合う先生」を見つけてほしいと思います。

これは実際に塾で現代文を指導するときにかなり意識していることです。

現代文が得意な生徒なら、複数の先生の考え方を比較しながら勉強することもできます。

現代文が苦手な生徒におすすめしたいのは、

最初に何人かの先生の入門レベルの本を試してみること

です。

そして、

「この先生の説明が一番わかりやすい」

と思える先生を見つけたら、そこからはできるだけその先生の教材で学習を進めていきます。

 

例えば、代表的な流れとしては次のようなものがあります。

 

柳生先生がわかりやすいなら

『ゼロから覚醒 はじめよう現代文』などの入門教材

→ 『現代文ポラリス』シリーズ

→ 『The Rules現代文問題集』シリーズ

というように、柳生先生の考え方を軸に学習していく方法があります。

 

東進系(西原先生)の説明がわかりやすいなら

『現代文読解をはじめからていねいに』

→ 『新レベル別問題集』

というように、東進系の教材を中心に進めていく方法があります。

 

宗先生の説明がわかりやすいなら(映像授業の方が取りかかりやすい場合も)

宗先生の「ムビスタ」系の教材

を中心に学習していく方法もあります。

 

 

もちろん、ここに挙げた教材だけが正解というわけではありません。

大切なのは教材の名前ではなく、

「自分が理解しやすい説明をしてくれる先生を見つける」

ことです。

そして、問題を解くこと以上に、

「解説を読んだとき、自分が納得できるか」

を確認してください。

「なるほど、だからこの答えになるのか」

と自然に理解できる先生がいれば、その先生が自分に合っている可能性があります。

逆に、有名な先生の本であっても、

「説明を読んでもよくわからない」

のであれば、無理にその先生の教材を使い続ける必要はありません。

現代文の勉強は「一貫性」が大切です。

現代文の勉強で大切なのは、参考書を何冊も制覇することではありません。

まずは、

「この先生の説明ならわかる」

という先生を見つける。

そして、その先生の教材を中心に、

入門

↓

基礎

↓

標準

↓

過去問

と段階的に進んでいく。

これが、現代文が苦手な人にとっては非常に取り組みやすい方法です。

もちろん、最終的には複数の先生の考え方を知ることが役に立つこともあります。

しかし、それは基礎が身についてからでも遅くありません。

現代文が苦手な人ほど、「いろいろな参考書をやる」のではなく、「自分に合った先生を見つけ、その先生から一貫して学ぶ」ことをおすすめします。

まずは入門レベルの教材を1冊ずつ手に取ってみてください。

「この先生の説明、わかりやすい!」

そう思える先生に出会えたら、そこから先は、その先生を信じて進んでみましょう。

05

Jun

英語だけはなく、国語でも音読が大事です。

高校生から、「古文の文法をやったり、単語を覚えてもなかなか正確に読み取ることが出来ない」という相談を受けることが多いです。

その場合は「しっかり音読を繰り返す」ことを勧めています。

「英語の音読は大切だが、国語でも必要なのか」と思うかもしれません。結論から言えば、国語、特に古文・漢文において音読は最強の学習法です。

卒業生の体験談ですが、高校3年間、国語の授業で毎回指名されて音読役を務めていたそうです。

その準備の為に、家で読めない漢字を調べてルビを振り、何度も声に出して予習を重ねました。

大学受験期に入り、本格的に受験勉強を進めたところ、国語の成績が最も早く急上昇したのです。

細かい文法を丸暗記していなくても、初めて見る古文や漢文を音読するだけで、不思議と大体の内容がスッと頭に染み込んできたと言います。

うまく読み取れないところが出てきたときだけ文法や単語の知識を使って補うので、読解だけで無く問題を解くスピードもかなり速かったです。

文章には特有のリズム(呼吸)があります。声に出すことで、文字を目で追うだけでは気づけない言葉の区切れやニュアンスが五感に刻まれます。現代文の読解スピードが上がるのはもちろん、古文・漢文の「型」が自然と身につくため、初見の文章でもしっかり内容が把握できるようになっていくというわけです。

まずは教科書の一ページを声に出して読むことから始めてみましょう。その一歩が後で大きな成果を出せることに繋がります。

06

Jun

語彙力を伸ばすための問題集

今回は以前に投稿しました、この記事の続きになります。

「現代文の勉強に困っている人はまずはここから始めよう」

 

この記事を書いた後に、新刊で語彙力を鍛えるドリルが発売されましたので、今回はその問題集の紹介をしていきます。

 

『書いて覚える! 国語力を伸ばす  語彙1700ノート』(文英堂)

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語彙を伸ばす系の書籍は、単語とその意味が簡潔にまとまっていて、それにその単語を使った例文が載っているという形式です。

別途問題が載っているわけでは無いので、何回も繰り返して読みながら覚えていくことになりますが、読むだけで覚えるのは苦手な方も多いです。

 

このドリルは1ページに同じテーマの単語が12個載っており、意味と類義語がまとまっています。

同じページの下部に例文の穴埋め問題があり、その12個の単語中から選んで埋めていく、という形式になっています。

ただ読むだけではなく、穴埋めドリルをすることで記憶の定着をはかっていきますので、丸暗記よりはスムーズに進めていけます。

 

高校入試に向けて語彙を伸ばす目的でこの時期からコツコツ進めていくことにも使えますし、高校1年生が現代文対策の1冊目にこのレベルの単語をおさらいするのにも使えます。大人でも意外と知らなかったり、間違えて覚えている言葉も多いので、良いトレーニングになるかと思います。

 

ただし、中学生には難度が高めの単語も多いので、もともと国語を苦手な方は、「現代文の勉強に困っている人はまずはここから始めよう」の記事で紹介した『ゆる語訳 現代文単語』から始めても良いと思います。

 

こういった語彙力強化問題集は市販のものではあまりなく、あっても上級者向けのものが多いです。

今回紹介した『書いて覚える! 国語力を伸ばす  語彙1700ノート』はまだ易しい方です。

 

もっと易しい語彙力育成問題集は塾専用教材ではたくさんありますので、塾の授業ではそちらを使って授業を行っています。

 

18

Apr

現代文の勉強に困っている人はまずはここから始めよう

「現代文」は大学受験で私立理系を受験する生徒以外にとって必要な科目です。

やった分だけすぐに伸びる教科ではないため、他教科の勉強に追われてついつい後回しになってしまう方が多いと思います。

それと同じくらいに「何から手をつければいいのか分からない」という声も多いです。

 

そんな方向けに自宅でも進めることができる勉強方法をご紹介します。

高3生で現代文が非常に苦手な方から、高1生で早い内に準備をしておきたい人まで対象となります。

 

現代文読解の最初の1冊としておすすめなのは

『宗のたった4時間で現代文』

*この本については、これから高校入試を受ける中3生でも効果があります。

大学入試と高校入試では、扱うテーマの幅と語彙レベルが違うだけで、解き方が変わるわけではありません。

 

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まずはこの本の動画授業をしっかり受けましょう。

1周目は動画授業を受ける前に、ざっくりで良いのでPRACTICEの問題文を読み、問題を解きましょう。

動画授業が終わったら、章末の「基本練習」を解きます。

 

2周目以降は、順番通りに問題を解きながらこの本を熟読してください。

現代文学習においてどのように問題を解いていけば良いのか分かるようになります。

 

この本が終わったら、その次には著者の宗先生の授業を「ただよび」で受講しましょう。

「ただよび」は全コンテンツが無料で視聴できます。

 

『宗のたった4時間で現代文』が終わったら、このページの上から順に受講する事をおすすめします。

 

「現代文 読解方法の基礎」

↓

「現代文 解釈技術の伝授」

↓

「現代文 設問別アプローチⅠ」   の順に取り組みましょう。

 

受講する授業を選ぶとYouTubeのリンクに飛びますので、動画ページから前もってテキストをダウンロードしてください。

印刷するか、タブレットで表示できるようにして、講義を見る前に問題を解きましょう。

 

かなりの分量がありますので、週1~2回進めるとしても3カ月ほどで終わらせることができます。

 

読解についてはこれで基本的な解き方は身についていきますが、もうひとつやるべきこととして、「現代文単語」を覚える必要があります。

 

英単語や古文単語については、みなさん必要性を感じて取り組んでいる人が多いですが、現代文単語を取り組んでいる人はあまりいません。

 

とはいえ、大学入試によく出る言葉はある程度意味が分かっていないとそれが誤読の原因になりますので、苦手な人は特にやっておく必要があります。

苦手な人用おすすめの1冊目は

『ゆる語訳 現代文単語』

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全4章ありますので、毎日1章ずつ読み込んでいきましょう。

何周も繰り返して読んでください。

ざっくりしたイメージだけでも捉えることができれば、読解の助けになってきます。

 

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