小学国語辞典の選び方
最初から話の腰を折ってしまいますが、国語辞典は改めて買い直す必要はありません。
基本的には、学校で購入した国語辞典(園によっては卒園記念でいただいた辞典)をそのままお使い下されば大丈夫です。
以下の話は、追加で辞書を買って使用したい方向けのものとなります。
・辞書を使う習慣を低学年のうちから身につけたい
この場合は、低学年用と高学年用で別のものを用意した方がいいです。
コスパを重視して6年間を1冊の国語辞典でまかなうのは無理があります。
小学1年生と6年生では辞書を使いこなすための国語力の差がありすぎます。
50音順で辞書を引くことは、個人差はありますが3~4年生くらいでも苦戦する子は多いです。
低学年のうちは、辞書に慣れ親しむ期間であり、親子で一緒に調べるためのものとなります。
小学館からは「ドラえもん」、学研からは「ディズニー」のものが出ていますので、どちらか好きな方を
選んでいただければと思います。
・高学年で2冊目が欲しい(学校に置くものと家で使うものを分けたい、など)
学校で購入したものが気に入っているのであれば、同じものをもう1冊自宅用に買っても構いません。
最も良い選び方は、購入候補になっている辞典の
同じ項目を引いて、一番説明が分かりやすいと思う辞書にすることです。
他に気をつけて欲しいことは、古書店で安く売っている旧版は買わずに、書店で最新版の国語辞典を買うようにしましょう。
小学生向けであっても、改訂されると新語が追加されていますので、できるだけ新しい方を購入した方が良いです。