英検・来年度以降の変更点
代表の袖山です。
現在ネクサスでは、3学期の英検(1/23実施)と漢検(1/30実施)の申込受付中です。
そんな中、先日英語検定協会から発表された資料によりますと、来年度より英検の試験内容が若干変更になります。
それに伴い、来年度より検定料の改訂もあります。
具体的な問題形式等は後日の発表になりますので、分かり次第お伝えいたします。
変更内容は以下の通り(詳しくは英検のサイトをご覧下さい)
・4級、5級(2016年度第1回から)
今までの試験範囲に加えて、「スピーキング」が追加されます。
3級以上ではスピーキング分野は2次試験の面接という形で導入されています。
4、5級ではどういう形式になるかは後日発表になります。
・2級(2016年度第1回から)
今までの試験範囲に加えて「ライティング」が追加されます。
準1級以上ではライティング分野は記述式で英作文が出題されています。
おそらくその方向性で、マークシート方式だけでなく、記述英作文が出題される
と予想されます。準2級・3級についても出来る限り早期に「ライティング」が
導入される予定です。
次期学習指導要領において、英語は4技能(リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング)を総合的に育成することを求めていく予定です。
次期指導要領は、小学校は平成32年度、中学校は33年度、高校は34年度に改訂予定ですが、英語だけ前倒しで進められる可能性もあります。(前回の改定時は数・理が前倒しで実施されました)
英検はその流れを受けて、指導要領が変わる前に試験内容の変更に踏み切りました。
今後英語で求められる力は、教科書内容だけでは足りず、大量の英語を読み・聞き・話し・書く事が求められることになります。
高校入試や大学入試でも総合力が試されることになると予想されます。
ネクサスでは、現在小学英語は全面的に、高校英語では一部で「英語多読コース」を4技能対応コースとして、導入をしています。
指導は一定の成果を上げており、小学英語出身者の中学の定期テストや模試での英語の成績は、学習期間が長ければ長いほど、一貫して高くなっています。
長期に受講している生徒からは、小学段階で英検4級レベル、高校段階で準1級レベルの学習を進めている生徒も出てきました。
中学生に関しては、現在は定期テスト・高校入試は当面新しい傾向でテストは行われませんが、傾向が変わり次第導入を検討しています。