受け終わった模試はどう扱うか
こんにちは、山村です。
夏はどの学年も模試が実施されています。
今回はそんな模試に関する記事です。
さて、模試は中3生になると毎月のようにあります。
模試は「模擬試験」ですから、本番の入試になぞらえた問題が多く出題されます。
模試の結果が返ってきたあと、どのような対応をしていますか?
点数だけ確認して満足している人も多いかもしれません。私も中高生のころは点数が上がった下がったで一喜一憂しているだけでした。
しかしそれでは模試を十分に活用したとはいえないでしょう。
模試で大切なこと、それはなんといっても結果を分析することと解き直しです。
また、それか…と思われるかもしれませんが、それだけあらゆる場面で耳にするということはやはり、とっても大切なことなのです。
どんな手順で復習をするのか?おおまかな流れは次の通りです。
①苦手な単元を見つける
②問題集でその単元を復習する
③模試をもう一度解き直す
①苦手な単元を見つける
についてですが、これは結果一覧で棒グラフなどになっているのでそれを確認しましょう。
ここで大切なのは単純に得点が低い単元だけでなく、平均点を下回っている単元を見つけることです。
平均点は同じ模試を受けたひとがおおよそどのくらい得点しているのかを表しています。
平均点よりも得点が下回っている場合はその単元が苦手というだけでなく、得点できていないと目指すべきレベルにいけない、ということでもあります。
みんなができているということは、もちろん自分もできていなければならないわけです。
その上でさらに得意分野を極め、全体の点数アップを目指すことが大切です。
②問題集でその単元を復習する
についてですが、単元名は結果の一覧表にきちんと書かれています。
また、ネクサスでは結果と一緒に生徒1人1人に合わせたおすすめの復習単元をコメント付きでお送りしていますのでご覧いただきたいと思います。
もし自分の持っているテキストの該当部分がわからないということであれば担当の先生に相談するなどしてみるのもよいでしょう。
③模試をもう一度解き直す
さて、問題集で基礎からの復習をしたあと、再び模試に挑戦です。
まずは1回自分の力で解いてみましょう。答え合わせが終わったらもう一度解説を読みながら解き直し、最後にもう一度本番と同じ状態で解いてみてください。
以上のように模試は自分の苦手分野の確認と、その練習を兼ねた使い方をするようにしてください。
このやり方は模試を受けた直後はもちろんのこと、次の模試の直前にも行うととても効率よく復習ができるでしょう。
もちろん、模試のレベルにはまだまだだから、ひたすら問題集の基礎から総復習をしていくスタイルも良いでしょう。
夏休みも残り少なくなってきました。体調に気をつけ、スケジュールを立てながら学習を進めていってくださいね。