数学の勉強法〜途中式について〜
こんばんは、青木です。
中学生、高校生は来週から再来週にかけてテストがあります。
特に中学生は方程式がテスト範囲で、計算力が問われる単元ですね。
私が色々な生徒を教えていて感じるのは
『計算が得意な生徒ほど途中式を丁寧に書いている』
ということです。
例えば、-(2x+3)+4(3x+3)=6という問題があったとします。
ここで、○x+□=…まで飛ばしていたり、○x=…まで一気に解いたりする人も多いのではないでしょうか。
このパターンで、大抵符号ミスや加減の計算ミスが起きています。
面倒くさがらずに、かっこを外した直後の-2X-3+12x+12=6を書く。
慣れないうちは、移項してまとめる前の式も書いておく。
そうすると、計算の過程がよく見えてきて、複雑なものになっても整理して解くことができます。
また見直しの時も、間違えたところがあればすぐに突き止められます。
どこが合ってなかったのか悩んだ末にもう1度解くよりも、最初からある程度途中式を書いておいて、間違えた部分からチェックしていった方が時間の短縮になります。
筆算を使うような時は、メモ書きも消さずに残しておくと更に良いです。
途中式を丁寧に書くことは遠回りの様に見えますが、実際には計算上達の為の近道です。
今まで雑に書いていた人、計算が上達しない人はこれから気を付けてみると良いですよ。