be動詞と一般動詞がいっしょに出てくる文法と言えば?
こんにちは、山村です。
さて、タイトルの文法は2つあるわけですが、わかったでしょうか?
はい、進行形と受動態の2つですね!
今回はそのうちの1つ、1年生の進行形についての説明をします。
1年生には1学期2学期と「主語の次は動詞!」「動詞は2連続で並ばない!」と教えてきました。
「進行形は2つ並んでるじゃん、先生うそつきじゃん!」と言われてしまえばそれまでなのですが、いやいや分詞になると一般動詞は準動詞になって形容詞的用法…(ゴニョゴニョ)。
まず、進行形の形を確認しましょう。
A I am reading a book now.[私は今本を読んでいます。]
B He is playing the guitar now.[彼は今ギターを弾いています。]
主語・be動詞・一般動詞のing形・その他、の語順になっています。これで「~しています」という動作の進行を表しています。
ingってなんなの?という話なのですが、これは「~している状態」という様子を表していると思ってください。
C You are nice.
このniceと同じような役割です。これも主語・be動詞・様子の語順ですよね。
ちなみにCの文の疑問文と否定文は次のようになります。
D Are you nice?
E You are not nice.
ということはもちろん進行形の疑問文と否定文は次のようになります。
F Is he playing the guitar now?
G He is not playing the guitar now.
これらの文法を書くときに忘れがちなのがbe動詞やingです。ingに変化したのでbe動詞が必要になるわけですし、be動詞を書くのであればing形にしなければなりません。両方あって1セットなのです。
というわけで進行形の文については
①動詞はbe動詞
②一般動詞のing形は様子を表す
③基本はbe動詞の文と同じ
ということをしっかりと覚えてください。
ちなみに過去進行形については
× He is niced.
というような形にならずに
H He was nice.
という形で「彼はすてきではありませんでした」となります。
それと同様に「彼はそのとき本を読んでいました」となるときは
I He was reading a book then.
とbe動詞が過去形になります。nice やreadingという様子を表すものには過去の意味は加わらないんですね。
ちなみに一般動詞を過去形にしてbe動詞の後ろにおくと過去分詞形になって受動態に…という話はまた今度ですね。
興味のあるひとは質問してみてください。
ということで進行形の文はマスターできそうでしょうか?
練習を重ねて、使いこなせるようになりましょう!