高校入試問題が難化しているからこそ、過去問をしっかりやりましょう
公立高校の入試問題ですが、ここ数年全体として難化の傾向にあります。
難度が上がっている理由としては、大学入試がセンター試験→共通テストに変わり、その傾向に沿った問題が出題されるようになったことが上げられます。例えば、数学では対話文があり、それに沿って問題を解いていく形式が出されています。数学の問題文が長いために解くのに時間がかかるのです。
共通テスト 試行調査より引用
先生: これから、縦9cm、横16cmの長方形の厚紙を配ります。 ミキ : 図1の長方形の面積は ア ㎠だから、これと同じ面積の 正方形の1辺の長さは イ cmです。 リク : 私は、図1の長方形を、右の図2のように5つの長方形に 切り分け、それらの長方形をつなぎ合わせて、図3のように 正方形を作りました。 ミキ : なるほど
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新潟県公立高校入試(2022)より引用
問題形式に慣れるための勉強も出来るだけ早く取りかかる必要があります。中3生であれば、
最低でも直近の2~3年分は新潟県公立高校入試の解ける問題は解いてみて、解けない問題も
目を通しておく必要があります。
よく、 過去問は最後に取っておきたい という人がいますが、
できれば早い内に取りかかっておいた方が良いです。おそらく過去問は何回も繰り返し解くことになります。1回目は早い方が良いです。今の時点で何が足りないのかをハッキリ自覚してから受験勉強に臨んだ方が効率良いといえます。
そして、ネクサスに通っている方は、入試直前期にやる問題が無くなる心配はありません。
入試問題だけでなく、類似内容の他の都道府県の過去問もあります。
直前期はこれらの問題を解き続け、仕上げていくことになります。