ネクサスブログ

16

Dec

国語の記述問題の基本的な考え方②

 

こんばんは、山村です。

 

記述問題の基本的な考え方②です。

 

今回は、解答となる部分は文中のどこにあるのかを探します。国語が得意なひとは「文章を自分の言葉で書いて」しまいがちですが、できるだけ文中のフレーズを使うことが大切です。もし重要な語句を自分の知っている言葉に書きかえてしまうと、筆者が主張したいことから遠ざかる可能性があるのです。

では、どの部分を使って文を作ったら良いのか。例えば語句の意味を説明する場合は、まずその言葉が初めに出てきたのはどこなのか確認しましょう。その前後にその語句に関する注意書き・または説明が書かれているはずです。

例えば人を紹介するとき、「この前Aさんがね、あ、Aさんは私の部活の友達なんだけど」・「同じクラスのBくんがこの前・・・」といったように、相手にとって初めて聞いた名前のときには、いろいろと説明を前後につけると思います。そういった場合と同じように文章でも説明が前後につきます。

では必要な箇所を見つけたとします。

「これは、~~~~ということですが、そのときに・・・・・・・・となります。」

もちろん、この1文すべてを解答として使ってしまうと、後半の説明を書くときに文字数が足りなくなります。必要なところだけ使い、あとは使わずにおきます。

語句の説明から始めるわけですので、解答の出だしは「〇〇(傍線部の語句)とは、」となります。問題文では「これは、」になっていますが、これを解答の出だしとしてしまうと「これって何だ?」となり、採点者には伝わりません。指示語の使いまわしは避けましょう。

また、文中の後半の「(こと)ですが、~となります。」部分は別の話題になっていることが多いので必要ありません。無理に入れないようにしましょう。

さて、ここまで語句の説明についてみてきました。次回はいよいよ筆者の主張の書き方です。12月28日前後の更新を予定しています。

 

 

16

Nov

国語の記述問題の基本の考え方

こんばんは、山村です。記述問題の考え方①の記事です。全3回を予定しています。

 

今回は入試に必ず出題される記述問題の基本事項を確認していきます。

 

まず、『質問文の意味をよく理解すること』がとても重要です。

例えば「傍線部の意味と、それに対する筆者の意見を述べなさい」という問題文があったとします。

解答に必要なのは①語句の意味の解説 ②筆者の意見・主張 です。1つの問題の中に2つの説明が必要であることを確認しましょう。

 

また、質問文が「~なのはなぜか」と終わっている場合、解答は「~から。」「~のため。」という文末にする必要がありますし、同様に「どのようなことか」と問われている場合は「~ということ。」という文末にします。

英語でもWhy~?という質問に対してBecause~.で答えます。日常的な会話であれば「なんで今日は早く起きたの?」と聞かれて「はい、そうです」とは答えるひとはいないように、受け答えにはパターンがあります

 

さらに言えば、記述問題では「です・ます調」ではなく「だ・である調」が良いでしょう。文字数に限りがありますので、「です・ます調」だと不必要に長い文を書くことになってしまいます。気をつけなければいけないのは、解答は会話ではなく説明だということです。必要なことを簡単に述べることが求められています。

 

さて、次はいよいよ解答を書く段階ですが、それは次回に持ち越します。

 

 

07

Nov

11月の中3模試について

こんばんは、青木です。

 

この間の日曜日は中3模試を実施しました。

ざっくりとですが、全体的に国語と数学が難しかったようです。

そこで今回は、数学に焦点を当てて見ていきます。

 

まずは大問[1][2]に関して。

平方根や2次方程式等、3年生の内容がだいぶ入ってきていますので、1〜2年生の知識だけでは太刀打ちできなくなってきました。

平方根の有理化や因数分解、解の公式は今後も非常に大事な部分です。

計算問題は基本中の基本ですので、できなかった問題はしっかりと練習しておきましょう。

 

次は大問[3]に関して。

今回の証明は割と分かりやすいものだったので、解答率が高かったです。

ここは直角三角形の合同条件を使う問題だったのですが、これを上手く使いこなせていない生徒が多かったように思います。

合同条件をもう一度よく思い出して、証明でも活用できるようにしましょう。

 

 

最後に大問[4]以降に関して。

今回は、動点問題、規則性、空間図形と、苦手とする生徒が多い問題のオンパレードでした。

そのため、解答はしていても点数に結びつかなかった生徒や、全く手が出せなかった生徒が大勢いました。

それでも大問[4]の前半は、基本問題を理解していればなんとか解けるものだったと思います。

まずは前半の(1)(2)を解けるように見直し・練習

その先は解説を見ながらでも良いので理解できるところまで解き直し

この順に、じっくりと解き進めていきましょう。

 

数学に限らず、模試を受けた後はもう一度解き直す等して、よく見直して下さい。

復習はとても大事です。頑張って力を伸ばしましょう。

13

Oct

幼児用ドリルの家庭での使い方(1)導入時に気をつけること

代表の袖山です。

 

昨年度より、入塾対象学年を小1からにしました。それからは小学校低学年・中学年の生徒さんが多く入塾され、通われるようになりました。

弟さん・妹さんがまだ園児という方もいらっしゃって、最近では個別懇談などで園児に何かドリルや問題集をやらせたいが、何をやらせれば良いか、という問い合わせを頂きます。

 

そこで、不定期連載として、幼児用のドリルをいろいろと試してみて、その所感をまとめてみたいと思います。

これは私が家で(年少の息子と)使ってみての感想ですので、そのまま他の子でも同じようなるということはありませんが、参考にはなるかと思います。

 

まずは導入に当たっての注意事項ですが、

・何か自然なきっかけを作って、さりげなく勧める

たとえば、ウチの場合は、幼稚園の先生から「おうちでハサミの練習をさせてあげて下さい」と言われたので、「おうちでいっぱいチョキチョキしようか?」と聞いてみたら「うん!やる!」となったので、ハサミ練習のドリルを買ってきて、それからは「ノリで貼る」→「クレヨン」→「えんぴつで線を引く」という感じで拡げていきました。

 

・子どもがその気になっていないのに、無理矢理習慣づけようとしないこと

いきなり子どもに勉強の習慣をつけようと思って、毎日こつこつやらせようとか、決まった時間にやらせようとか、欲張るとうまくいきません。

楽しくないと続きませんから、子どもがやる気になっている時にだけやるとか、やることが無いときに誘ってみるとか、とにかく「親から一方的に子どもにやらせる」という空気をいかに排除するかがポイントだと思います。

 

・1冊のドリルを最後までやりきらせようとしない

市販のモノは幼児用に限らず、小学生でも中学生でも、難易度の調整がきめ細かくなっていません。

最初は簡単でも同じ1冊の中で難易度がどんどん上がっていくモノが多いです。なので、無理して先に進めようとしてもうまくやれなくて、やる気を失ってしまう可能性が高いです。

それを回避するには、前もって同じドリルを買って置いて、苦しくなってきたら、新しいもう1冊を最初からやらせるといいです。

シリーズによっては、同じ難易度で続編が出ていたりするので、それを買っておくと良いです。

園児の場合、出来ないことを何とか出来るようにするよりも、出来ることを繰りかえしやらせているウチに、出来なかったことが出来るようになるという方向で進めた方が良いです。

ウチはこのシリーズから使ってみましたが、ここに行き着くまでにいろいろと紆余曲折がありました。

 

IMG_4681

 

 

次回は、このことを書いてみようと思います。

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