ネクサスブログ

16

Nov

国語の記述問題の基本の考え方

こんばんは、山村です。記述問題の考え方①の記事です。全3回を予定しています。

 

今回は入試に必ず出題される記述問題の基本事項を確認していきます。

 

まず、『質問文の意味をよく理解すること』がとても重要です。

例えば「傍線部の意味と、それに対する筆者の意見を述べなさい」という問題文があったとします。

解答に必要なのは①語句の意味の解説 ②筆者の意見・主張 です。1つの問題の中に2つの説明が必要であることを確認しましょう。

 

また、質問文が「~なのはなぜか」と終わっている場合、解答は「~から。」「~のため。」という文末にする必要がありますし、同様に「どのようなことか」と問われている場合は「~ということ。」という文末にします。

英語でもWhy~?という質問に対してBecause~.で答えます。日常的な会話であれば「なんで今日は早く起きたの?」と聞かれて「はい、そうです」とは答えるひとはいないように、受け答えにはパターンがあります

 

さらに言えば、記述問題では「です・ます調」ではなく「だ・である調」が良いでしょう。文字数に限りがありますので、「です・ます調」だと不必要に長い文を書くことになってしまいます。気をつけなければいけないのは、解答は会話ではなく説明だということです。必要なことを簡単に述べることが求められています。

 

さて、次はいよいよ解答を書く段階ですが、それは次回に持ち越します。

 

 

07

Nov

11月の中3模試について

こんばんは、青木です。

 

この間の日曜日は中3模試を実施しました。

ざっくりとですが、全体的に国語と数学が難しかったようです。

そこで今回は、数学に焦点を当てて見ていきます。

 

まずは大問[1][2]に関して。

平方根や2次方程式等、3年生の内容がだいぶ入ってきていますので、1〜2年生の知識だけでは太刀打ちできなくなってきました。

平方根の有理化や因数分解、解の公式は今後も非常に大事な部分です。

計算問題は基本中の基本ですので、できなかった問題はしっかりと練習しておきましょう。

 

次は大問[3]に関して。

今回の証明は割と分かりやすいものだったので、解答率が高かったです。

ここは直角三角形の合同条件を使う問題だったのですが、これを上手く使いこなせていない生徒が多かったように思います。

合同条件をもう一度よく思い出して、証明でも活用できるようにしましょう。

 

 

最後に大問[4]以降に関して。

今回は、動点問題、規則性、空間図形と、苦手とする生徒が多い問題のオンパレードでした。

そのため、解答はしていても点数に結びつかなかった生徒や、全く手が出せなかった生徒が大勢いました。

それでも大問[4]の前半は、基本問題を理解していればなんとか解けるものだったと思います。

まずは前半の(1)(2)を解けるように見直し・練習

その先は解説を見ながらでも良いので理解できるところまで解き直し

この順に、じっくりと解き進めていきましょう。

 

数学に限らず、模試を受けた後はもう一度解き直す等して、よく見直して下さい。

復習はとても大事です。頑張って力を伸ばしましょう。

13

Oct

幼児用ドリルの家庭での使い方(1)導入時に気をつけること

代表の袖山です。

 

昨年度より、入塾対象学年を小1からにしました。それからは小学校低学年・中学年の生徒さんが多く入塾され、通われるようになりました。

弟さん・妹さんがまだ園児という方もいらっしゃって、最近では個別懇談などで園児に何かドリルや問題集をやらせたいが、何をやらせれば良いか、という問い合わせを頂きます。

 

そこで、不定期連載として、幼児用のドリルをいろいろと試してみて、その所感をまとめてみたいと思います。

これは私が家で(年少の息子と)使ってみての感想ですので、そのまま他の子でも同じようなるということはありませんが、参考にはなるかと思います。

 

まずは導入に当たっての注意事項ですが、

・何か自然なきっかけを作って、さりげなく勧める

たとえば、ウチの場合は、幼稚園の先生から「おうちでハサミの練習をさせてあげて下さい」と言われたので、「おうちでいっぱいチョキチョキしようか?」と聞いてみたら「うん!やる!」となったので、ハサミ練習のドリルを買ってきて、それからは「ノリで貼る」→「クレヨン」→「えんぴつで線を引く」という感じで拡げていきました。

 

・子どもがその気になっていないのに、無理矢理習慣づけようとしないこと

いきなり子どもに勉強の習慣をつけようと思って、毎日こつこつやらせようとか、決まった時間にやらせようとか、欲張るとうまくいきません。

楽しくないと続きませんから、子どもがやる気になっている時にだけやるとか、やることが無いときに誘ってみるとか、とにかく「親から一方的に子どもにやらせる」という空気をいかに排除するかがポイントだと思います。

 

・1冊のドリルを最後までやりきらせようとしない

市販のモノは幼児用に限らず、小学生でも中学生でも、難易度の調整がきめ細かくなっていません。

最初は簡単でも同じ1冊の中で難易度がどんどん上がっていくモノが多いです。なので、無理して先に進めようとしてもうまくやれなくて、やる気を失ってしまう可能性が高いです。

それを回避するには、前もって同じドリルを買って置いて、苦しくなってきたら、新しいもう1冊を最初からやらせるといいです。

シリーズによっては、同じ難易度で続編が出ていたりするので、それを買っておくと良いです。

園児の場合、出来ないことを何とか出来るようにするよりも、出来ることを繰りかえしやらせているウチに、出来なかったことが出来るようになるという方向で進めた方が良いです。

ウチはこのシリーズから使ってみましたが、ここに行き着くまでにいろいろと紆余曲折がありました。

 

IMG_4681

 

 

次回は、このことを書いてみようと思います。

04

Oct

難しく考えない用言

こんばんは、山村です。

中2生の今回のテスト範囲に『用言』が入っている学校が多いようです。

「用言って苦手!」「意味がわからない!」という生徒はけっこういます。

 

品詞は大きく分けて10個あります。用言とはそのうち動詞・形容詞・形容動詞の3つをまとめたものです。

 

動詞は終止形にしたときに、音の最後がuになるもの。書くkaku 食べるtaberu 歩くaruku

形容詞は終止形にしたときに、音の最後がiになるもの。楽しいtanoshii  おいしいoishii  かわいいkawai

形容動詞は終止形にしたときに、音の最後がdaになるもの。穏やかだodayakada 静かだshizukada さわやかだsawayakada

ただ、いつもこの形で出てくるわけではありません。

例えば「書く」は    1書こ・う/書か・ない  2書き・ます     3書く      4書く・とき     5書け・ば 6書け

「楽しい」は   1楽しかろ・う       2楽しか・った   3楽しい    4楽しい・とき   5楽しけれ・ば

「穏やかだ」は 1穏やかだろ・う     2穏やかだっ・た  3穏やかだ  4穏やかな・とき 5穏やかなら・ば

と形を変化させることができます。このように形を変えられる(活用する)ものを用言といいます。

じゃあ変化しないものとは何か。 連体詞「あの」は形を変えられません。あの本が、あら本→あり本 などになったら文がおかしくなります。

副詞「ゆっくり」もゆっくり→ゆっくら→ゆっくるになったら変ですね。かわいいとは思いますが。

 

変化しても意味が通じるもの、それが用言です(助動詞は今回考えないということで)。

 

また、活用形は未然・連用・終止・連体・仮定・命令の6種類があります。

わかりやすいものは仮定形と命令形です。仮定形は「もし~すれば」の仮の話をしている形をしています。

命令形は形容詞・形容動詞にはない動詞だけの形です。「~しろ!」というびっくりマークをつけるとしっくりくる形。

もう1つわかりやすいのが終止形。そこで文が終了している形です。「~。」の形になるものです。後に続く言葉がないので「文が終わってここで止めるよ」という形です。

 

わかりにくいのが連用形と連体形です。名前が似ています。でも意外とこわくありません。まずは連体形。

これは「体言に連なる」という字になっていますから、体言が下にくっついているものをみつければ大丈夫です。

体言はわかりやすく言うと名詞=主語になることができるものです。モノの名前ですね。

たとえば「書く理由」 理由は名詞なので名詞を説明しているこの場合の「書く」は連体形です。

でも、終止形と同じ形になっていることに気づくひとも多いはず。

動詞の終止形と連体形は同じ形がほとんどです。形容詞も同じく。

ただ、次に名詞がきているか、文が終わっているかの違いがあるだけです。

ちなみに形容動詞な「穏やかだ」+「ひと」→「穏やかひと」と形が変わります。しかし、動詞・形容詞と同様に、名詞が後にきていることに違いはありません。

 

そして連用形。これは「~て」「た」「ます」とくっつく形です。

詳しく考えると連体形と同じように「用言に連なる」品詞です。

用言とは最初に説明したように動詞・形容詞・形容動詞の3つ。これにつながる形です。

たとえば「すばやい(形容詞)」と「走る(動詞=用言)」を合わせて「すばや走る」になります。

走るという用言につながっているので「連用形」となるわけです。

ただ、最初にあるように「~て」「た」「ます」とくっつく場合がほとんどです。こちらを覚えてしまったほうがはやいかもしれません。

 

さあ、最後は未然形。「未だ起こっていないこと」を表していると考えると楽です。

「書こ・う」は書く気持ちはあるようですがまだ書いていないですし、「書か・ない」も「書く」がまだされていない。

「楽しかろ・う」はまだ今は楽しくないようですし、「穏やかだろ・う」もまだ穏やかではないようです。予想の言葉と考えてもよいでしょう。

 

「これからやるかもしれない」という雰囲気が伝わってくるのが未然形、と覚えてしまいましょう。

 

 

ということで用言とその活用形について今回は解説してみました。

 

 

 

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