ネクサスブログ

27

Sep

数学の勉強法〜途中式について〜

こんばんは、青木です。

 

中学生、高校生は来週から再来週にかけてテストがあります。

特に中学生は方程式がテスト範囲で、計算力が問われる単元ですね。

 

私が色々な生徒を教えていて感じるのは

『計算が得意な生徒ほど途中式を丁寧に書いている』

ということです。

 

例えば、-(2x+3)+4(3x+3)=6という問題があったとします。

ここで、○x+□=…まで飛ばしていたり、○x=…まで一気に解いたりする人も多いのではないでしょうか。

このパターンで、大抵符号ミスや加減の計算ミスが起きています。

 

面倒くさがらずに、かっこを外した直後の-2X-3+12x+12=6を書く。

慣れないうちは、移項してまとめる前の式も書いておく。

そうすると、計算の過程がよく見えてきて、複雑なものになっても整理して解くことができます。

 

また見直しの時も、間違えたところがあればすぐに突き止められます。

どこが合ってなかったのか悩んだ末にもう1度解くよりも、最初からある程度途中式を書いておいて、間違えた部分からチェックしていった方が時間の短縮になります。

筆算を使うような時は、メモ書きも消さずに残しておくと更に良いです。

 

途中式を丁寧に書くことは遠回りの様に見えますが、実際には計算上達の為の近道です。

今まで雑に書いていた人、計算が上達しない人はこれから気を付けてみると良いですよ。

22

Aug

受験対策としての社会(3) − 公民は定期テスト対策が肝心です! 

受験対策としての社会、このシリーズの3回目は公民の勉強についてです。

地理・歴史と同じ勉強法でやっていくと結構痛い目に遭います。

語句を暗記することよりも、なぜそのような仕組みになっているのかを考えることが大事です。

 

例えば、裁判の三審制は、公正で慎重な裁判をおこない裁判の誤りを防ぎ、人権を守る目的があります。

制度の背景をしっかり理解した上で、裁判所の名前やその役割を覚えていきます。

まずは、仕組みを理解することです。

言葉だけ覚えていても、配点の高い記述問題が取れませんので、伸びてきません。

 

ただ、地理・歴史と違い、公民分野は学校の定期テストレベルの問題が多く出ます。

応用を利かせる幅が狭いので、そんなに難しい問題を作ることができません。

 

なので、まずは定期テストの勉強をしっかりやることです。

それがそのまま入試に生きてきます。習い終わったところはすぐに受験対策問題集で復習です。

受験対策問題集を実際に解いてみると分かると思います。

他教科と比べて、すぐに解けるようになります。

ですので、公民は出来れば取りこぼさないで欲しい単元です。

 

それと、模試では公民分野が秋以降にならないと出題されません。

ですので、問題演習量が足りなくなる場合があります。

理科でもイオン、食物連鎖、天体など、中3の2学期に習う内容でその恐れがあります。

 

勉強が進んで、最後の仕上げにはこちらをオススメしています。

 

ダウンロード

 

 

全国の高校入試問題を片っ端から解いていきます。

そうすれば、中3全単元をまんべんなく復習して仕上げていけます。

社会に限らず、5教科すべて5年分は使えますので、秋以降ぜひチャレンジして下さい。

 

ただ、社会に関しては、3年前くらいまででやめておいた方が良いです。

理由としては、特に地理のデータが古くなってしまいますので、なるべく最新のものを解いた方がいいです。

30

Jul

受験対策としての社会(2) − 歴史の基本はスピード勝負 

前回は社会の受験勉強の手順として、まずは地理から始めることを書きました

今回は歴史について書いていきます。

 

社会が苦手な人の大半は歴史が嫌いです。

そして、社会の3分野の中で一番受験対策に時間がかかるのが歴史です。

なので、勉強してもなかなか伸びてこないので、気持ちが後ろ向きになり、つい勉強が後回しになってしまう人が多いです。

 

歴史の受験勉強を始める場合、コツは一気に全時代の基本問題だけをやってしまうことです。

塾のテキストで、「確認問題」や「try」のページだけを原始時代から平成まで例えば2〜3日で全単元をやります。

それを3〜5周やって下さい。テキストのまとめ部分や教科書などで調べながらで構いません。

 

そうすれば、最後の方はいちいち調べなくても答えが書けるようになっているはずです。

 

そのあとは、「練習問題」「Exercise」などを順番にじっくりやって下さい。

 

歴史で大事なことは、流れを掴むことです。

 

一つの時代にたくさん時間を使いすぎると、先に進めたときに、前にやった時代のことを忘れてしまいます。

なので、すべての時代をサラッと流して、それを何周も短期間でやることで基本的な歴史の流れがつかめるようになります。

大きな流れをつかんで歴史の幹をしっかり作ってから、各時代の知識を枝のように付けていきます。

そうすれば、やみくもに歴史用語を覚えようとしなくても段々頭に入ってきます。

 

例えば小説のストーリーが分からないのに登場人物の名前を覚えるのは大変ですが、ストーリーが分かっていれば覚えるのは楽です。

 

実は、定期テストでも同じ事で、中1の春のうちに全単元の基本問題だけを全時代何回も繰りかえしやっておけば、その後の勉強はかなり楽になります。

習っていないのに無理だと思う人もいると思いますが、実はみなさん小6で歴史の勉強をしていますので、無理ではありません。

 

とにかく、歴史の勉強は最初のスピードが大事です。

 

17

Jul

受験対策としての社会(1) − 先ずは地理より始めよ 

代表の袖山です。

前回は、入試対策として一番点数を上げやすい教科は理科、というお話をしました

かなり反響がありまして、夏の追加授業でも理科を受講する方が増えました。

 

その反響の中で、「社会はどうすれば良いのか?」というお問い合わせがありましたので、今回はそれにお答えします。

 

今回のお話は

・中3夏の受験対策

かつ

・社会が苦手or大嫌い

という人向けです。定期テスト向けの話はまた後日に回したいと思います。

とはいえ、ヒントになる部分も多いですので、受験生以外も読んでいただけたらと思います。

 

社会は年々苦手な人が多くなっていますので、ここで点数を稼げると、他の受験生に大きく差をつけることができる教科になっています。

 

実は社会と言っても大きく分けて3種類ありまして、歴史・地理・公民それぞれに特性があり、攻略法も違います。

 

3つ全部が苦手な中3生の夏は何から手をつければ良いのか?

 

それは、地理です。

まだ公民は習い始めたばかりですので、2学期以降の予習をするよりも、1、2年で習った地理をしっかり復習することです。

 

まず何から始めれば良いのか、それは地図を覚えることです。

世界地図と日本地図を時間のあるときに出来るだけ眺めて下さい。

そして、国名と都道府県を覚えて下さい。すべてはそれからです。

もちろん名前だけでは無く、場所も一緒です。

 

都道府県はすべて覚えて下さい。その次に県庁所在地を。県庁所在地は都道府県と一緒に全部丸ごと覚えた方が良いです。天気図などは都道府県では無く、都市名でテストに出ます。例えば仙台とか高松とか松江とか。その時に、ぱっとどのあたりかわかるようになっていると有利です。

 

国名ですが、アメリカ周辺(アメリカ、カナダ、メキシコ)、アジア(中国、韓国、北朝鮮、モンゴル、フィリピン、タイ、シンガポール、インドネシア、インド)、イスラム圏などの中央アジア(サウジアラビア、イラン、イラク、トルコ)、ヨーロッパ(イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド)、南アメリカ(ブラジル、アルゼンチン、チリ)、アフリカ(エジプト、南アフリカ)そして、ロシア、オーストラリア、ニュージーランド。これだけは確実に覚えて下さい。

 

あとは赤道が通っている国は覚えておくことです。アフリカはケニア、南アメリカはエクアドル。アジアはインドネシアですね。

 

まずは地図を頭にたたき込んでからは、各地の気候風土、産業、宗教などを覚えていきます。そうでないと、頭の中が整理されませんので、言葉だけ覚えても点数が取れるようになりません。

 

社会は暗記教科だと思っている人が多いと思います。でも純粋な暗記量で言えば、英単語や国語の漢字の方が圧倒的に多いです。

社会で覚えるとこはそれに比べれば少ないですし、中3の夏からでも間に合います。間に合わないと思っている人はやる気が無いだけです。

世界の国だってすべて覚える必要はありませんし、本当はたいした量ではありません。

 

地理は入試で浅く広く出る単元ですので、基本的な事を覚えてしまえば点数の取りやすい教科です。

「先ずは地理より始めよ」です。

 

では、歴史と公民は?

 

それは次回の更新でお話していきます。

 

 

 

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