過去問を生かそう!
こんにちは、山村です。
受験モードも年が明けるとかなり大詰めに差し掛かってきます。
今回は模試の過去問・解き終わった問題をどう生かすのかについて書きたいと思います。
①時間を計りながら解く
特に50分という時間を大問ごとに区切ると良いと思います。国語であれば、文法10分・古文15分・評論20分・見直し5分など。
時間を計ることによって「いつもより時間をかけすぎている」などの把握ができます。
最後の5分で「もうこんな時間?!」と慌ててしまうのは避けたいですよね。
②「時間があればできた問題」に印をつけ、時間を計りながら解く。
印をつけると「時間きっかりで解いたときの点数」と「時間があれば解ける、今の一番良い点数」の2つを知ることができます。
時間を計りながら解くのは間違ったときに【解き直し】のときの目安になることと、【本番の試験ではこの問題を解くために、他の問題をどのくらいの速さで解くか】を考えることができるためです。
③採点
担当の先生に採点してもらっても良いですし、自分で採点しても良いので厳しめに丸付けをしてみましょう。
④解き直し
❶間違った問題はもちろん、選択問題などで迷った末に選んでたまたま正解した問題にも印をつけましょう。
❷解説を見ながら解きます。社会や理科など、解説を読んでいて意味を知らない語句が出てきたら教科書で調べておきましょう。
読んでもわからないと思わずにまずは自分で読んで理解してください。それでもわからなければ先生に聞いてみましょう。
❸解説を見ずに解きます。解けなかった問題がある場合は❹へ。
❹解き直しをしてできなかった問題は解説を読み直したあと、再度解き直しを行います。
解き直しで注意してほしいのは『目標点に達するために、正解できるようになったほうがいい問題』を中心に解いてほしいということです。
いつもできたりできなかったり、同じ形式の問題の得点が安定しない…というものを選んでください。
一番難易度の高い問題に3時間悩むより、基本問題で何度か繰り返せば確実に正解できるようになったほうが効率的です。
なぜなら本番までの時間はあとわずかです。やれることはそう多くありません。
少しでも得点を伸ばす・あるいは維持できるよう残りの時間を有効利用していきましょう。