中学生の定期テスト注意点
こんばんは、青木です。
大雪だったりインフルエンザが流行りだしたりと、なにかと落ち着かない日々が続いていますね。
定期テストや入試が近付いてきましたが、なかなか勉強に集中できない生徒もいるかと思います。ネクサスの自習室を利用しつつ、気持ちを切り替えて頑張って下さい。
さて、今回は中学生の定期テストの数学について、大まかな注意点を書いてみようと思います。
中1は比例・反比例の応用〜空間図形の辺りがテスト範囲になるかと思います。
まずは去年の内容から順番に進めていきましょう。比例・反比例、忘れている生徒も多いのではないでしょうか。2年生以降も関数は出てきますし、更に高校でもよく出てきます。きちんと復習しておきましょう。
図形の範囲では、色々なことを勉強しました。対称な図形や二等分線の作図、ねじれの位置、展開図や投影図等々。ここは作図の仕方や各部の名称など覚えてしまわないと解けないところも多いですので、1つ1つ地道に確認しながら知識を整理していきましょう。
中2は図形の証明問題がメインとなります。
これまで解いてきた問題をもう一度見直しながら、証明の流れをしっかりと押さえておきましょう。
まずは合同条件ですね。直角三角形のものを合わせれば5つですが、最初に出てきた3つは確実に覚えてほしいです。
証明が特に難しいと感じてくるのは、二等辺三角形や正三角形、平行四辺形の性質が出てきてからだと思います。根拠や結論に使いますので、どんな性質だったかを確認して下さい。また、それらの性質をどんな言葉や式を使って説明してきたかもよく確認しておきましょう。
中3は相似から円周角、三平方の定理の辺りまでになるかと思います。
相似の証明はもちろんのこと、相似比・面積比・体積比や円周角の性質等々、入試でもよく使う知識が盛りだくさんです。三平方の定理や辺の比(1:1:√2と1:2:√3)は高校でもよく使います。
最後まで油断できない内容になっていますので、きちんと理解して実践でも使えるようにしておいてほしいです。
以上のことを参考にしながら、各学年最後の定期テストを良い形で終われるように勉強を進めていきましょう。