中3生向け 忘れやすい文法
こんにちは、山村です。
夏休みも近づき、苦手な英文法もはっきりしてきたころです。
1、2年の文法の中で3年生になると忘れやすいのが、①助動詞 ②不定詞 の2つです。
助動詞とはいわゆるcanなどの動詞の前に置く品詞のことです。
canを使うことができても、過去形のcouldに直したり、be able toに直したりといった作業でミスがでることが多いです。
また、willもbe going to、特に疑問文や否定文への書きかえができない場合が多いように感じます。
mustとhave toの違いも要注意です。三人称単数現在の形、has toにする作業はもちろん、やはり疑問文になると
× Have you to do your homework? などと書いてしまいがちです。正解は ○ Do you have to do your homework?
Shall I や May I の文の違いも忘れがちです。相手のためになにかしてあげるのか、それとも自分のために許可がほしいのかで違っているので忘れてしまっているひとはもう一度復習しましょう。
また、不定詞も用法が多いため混乱したまま3年生になることも少なくありません。
大きく分けて 「~こと」「~ために」「~ための」の3種類の用法があります。toの後ろが動詞の原形が来ます。
My hobby is to read books. 私の趣味は本を読むことです。
I got up early to help my mother. 私は母を手伝うために早く起きました。
I want something to drink. 私はなにか飲むためのものがほしいです。
また、使う動詞によっては必ず~ingの形になる決まりがあるものもあるので要注意です。
He enjoyed playing soccer yesterday.
他にもstop,finishなど。
もちろん、助動詞不定詞以外にも、単純に過去形や三人称単数、複数形といった細かな文法と合わせた文法の理解力が入試では必要となりますので、1つできたからといって安心せず、いろいろな文法が混ざったものに挑戦できるよう、がんばりましょう。