ネクサスブログ

27

Nov

あまりにも疲れすぎて飛べない。

こんにちは山村です。今回は英文法の解説です。

 

3年生の関係代名詞が終わると、意外と使い分けや意味が混乱しやすい文法が、too~to…とso~that…の文法です。

 

まずtoo~to…の文法は日本語訳が2パターンあることを知りましょう。

 

The bird is too tired to fly.

 

①その鳥は飛ぶには疲れすぎている。

②その鳥はあまりにも疲れすぎて飛べない。

 

どちらの日本語が書かれていても英文が書けるようにしておきましょう。

tooの後ろには形容詞(様子を表す言葉)、toの後ろには動詞の原形を書きます。

 

The tea is too hot for him to drink.

 

主語が無生物である場合は意味上の主語をfor 目的格の形で書くことがあります。too~とto…の間に入れますので、最後に置かないようにしましょう!

 

②その鳥はあまりにも疲れすぎて飛べない。は他の文法に置き換えることもできます。それがso~that…の文法です。

 

The bird is so tired that it can’t fly.

 

この分も②その鳥はあまりにも疲れすぎて飛べない、という訳になります。

so~that…の文法には元々否定的な意味はないのでcan’tを増やします。

 

ということはcan’t を入れなければso~that…の文は肯定的な意味になるわけです。

 

I was so kind that I am loved by everyone.

私はとても親切なのでみんなに愛されています。

 

so~that…の文の特徴はsoの次に形容詞、thatの後ろには主語動詞を含んだ普通の文がくるということです。この場合の主語は最初の主語と異なる場合もあるので要注意です。

 

 

以上、too~to…とso~that…の文法の書き換えについての記事でした。時制にも気をつけて文を作るようにしましょう!

 

 

17

Oct

主格の関係代名詞

こんにちは、山村です。

中3英語といえばこの時期は関係代名詞だらけのテストとなります。

用法がいろいろとあり、分詞同様使い分けが難しいところです。

 

まずは分詞の文とどう違うの?というところ。

 

A:The boy running in the park is Tom.

B:The boy who is running in the park is Tom.

ABはどちらも「公園で走っている男の子はトムです」という文です。

なにがちがうのか。who isの部分ですね。ここが追加されています。

どちらも元々次の2つの文をつなげたものです。

 

The boy is Tom.   +    He is running in the park.

Aの文はつなげるときにThe boyとかぶっているHeの部分を省略、ついでにisも省略ということをしていました。

主語は二人もいらないし、isまで省略するのは、つなげたときに違和感を残すためだと思ってください。

running の前にisがないとおかしいな?いつもみたいに主語→動詞の順番(少年は公園で走っている)で読むんじゃないな?

そうか、後ろから前の言葉を説明している(公園で走っている少年)んだ!とわかるわけです。

 

Bの文はどうでしょう。

 

B:The boy who is running in the park is Tom.

 

これは文をつなげるときにThe boyとかぶっているHeの部分を省略、ではなくwhoと交換します。

ついでにisも省略せず、残すということをしています。交換&残存です。

 

受け身の文も同様に、Cは省略&省略、Dはwhichに交換&isは残存です。

 

C:The book written in English is mine.

D:The book which is written in English is mine.

 

でもここで気になるのは日本語だと同じ文なら、関係代名詞なんてやらなくてもいいのでは?というところです。

残念ながらそうはいかないのが文法です。関係代名詞のこれらの用法はほんの一部に過ぎません。

よく思い出してみましょう。分詞の文は「進行形」と「受け身」の二つしかありませんでしたね?どちらもbe動詞を用いる文とそれ以外の文をつなげる使い方でした。

 

ただ、関係代名詞は「進行形」の文も「受け身」の文もどちらも使えますし、それ以外にも使えます

つまり、現在形であったり、過去形、助動詞その他いろいろ…具体的に見ていきましょう。

 

E:The girl is Nancy. + F:She stands under the three.

 

この文はつなげると The girl who stands under the three is Nancy.となります。

進行形や受け身の文でなくても使えていますよね?元々の文に進行形や受け身が使われていないとbe動詞がそもそも使われていない(※)ので残す必要はありません。かぶっている主語のThe girl とSheのうち、代名詞をwhoに変えるだけです。

※ちなみにEの文におけるis Nancyのis は後ろにingが来ているものではないのでこの場合はカウントしていません

 

The man is my father. + He  walked with his dog.

 

これらの文は The man who walked with his dog is my father.

 

 

Tom needs the man. + He can speak Japanese.

 

これは Tom needs the man who can speak Japanese.

 

というように、関係代名詞の文は元の文がどういった形でも対応できる、使い幅の広い文法なんですね。

以上今回は主格の関係代名詞についての記事でした。

無題

 

18

Sep

定期テスト範囲の中学数学アドバイス

こんにちは、青木です。

中学、高校は定期テストが近付いてきました。そろそろテスト範囲も出てきて、準備にとりかかるところだと思います。

忘れているところは無いか、ワーク等を使ってよくチェックしておきましょう。

 

去年と同じ内容となりますが、中学数学について少しアドバイスを載せておきます。

 

【1年】文字式・方程式

ここで注意すべき点は、+−といった符号に関するところです。

例えば分配法則。

-3(2x+4)を計算すると、答えは-6x-12となります。

この時、-3を4にかけ忘れないように

また数字だけではなく、符号を一緒にかけることも重要です。数字だけかけて+12としないようにして下さい。

方程式では、-5x=10の解はx=-2となります。等式の性質を使うと両辺を-5で割る(もしくは-1/5をかける)ことになります。

この時、5だけ割ったり1/5だけかけたりしてしまうと、xの前に-が残ってしまうので気を付けて下さい。

テストで焦って解くと、符号のミスが多くなってしまいがちです。しっかりと練習して、少しでも余裕を持っておいてほしいです。

 

【2年】連立方程式

文章題で、xやyに置いたものがそのまま答えにならない時があります。

例えば、『十の位の数をx、一の位の数をyとして整数を求めよ』という問題の時です。仮にx=4、y=6が解であれば、答えは46となります。

また、『今年度の人数が昨年度よりも〜%増えた(減った)時、今年度の人数を求めよ』という問題。

ここでx,yとするのは基準となっている昨年度の人数ですので、それぞれの解は昨年度の人数が出てきます。出た解を使って、今年度の人数を求めなければなりません。

問題をよく読んで、何を答えとするのかを正確に把握するようにしましょう。

 

【3年】2次方程式

ここは計算のパターンが多いことと複雑なものが多いことから、素早く判断していかないと時間が足りなくなってしまいます。いくつかの段階に分けて見ていくと良いです。

 

1.式の中に『〜x』の部分があるかどうか(平方根パターン)

この部分が無ければ、x²と数字の項だけで式ができていると思います。

その場合はx=±√〜の形で解くことになります。

また(x+〜)²=◻︎の時も、◻︎が数字だけの項であれば同じように(x+〜)=±√◻︎にできます。

 

2.因数分解できるかどうか

『〜x』の部分があるものは、ax²+bx+c=0の形に直します。

この時、aの数でbもcも割り切れる時があります。

例えば、3x²+12x-9=0であれば全て3で割れますね。この場合は先に割ってしまいましょう。

-が付いている時は割る数と一緒に割ってやるか、両辺に-1をかけましょう。

このようにして、x²の部分をすっきりさせて下さい。

そこまで済んだら因数分解できるかどうかを考えます。

 

3.解の公式 または (x+〜)²=◻︎に直した形で解く

1と2に当てはまらない時は、解の公式を使って解きましょう。長い式ですが、高校に入っても使いますので今のうちに覚えておいた方が良いです。

特にax²+bx+c=0のaでbとcが割り切れない時(例:2x²-5x+3=0)は、解の公式を使うのが一番解きやすいと思います。

(下で紹介している解法でも解けますが、分数が出てくるので避けた方が無難です。)

または両辺に何か数を加えて、(x+〜)²=◻︎に持っていくやり方もあります。

x²-4x+2=0という因数分解ができない問題で、両辺に+4してやると

x²-4x+2+4=4

(x²-4x+4)+2=4

(x-2)²+2=4

(x-2)²=2

とすることができるので、あとは1と同じやり方で解けます。

〜xの部分の係数を÷2して、2乗したものを足すのがコツです。

(上の問題では-4xですので、-4÷2で-2、これを2乗すると(-2)²=4)

こちらも高校に入ってからも使う計算テクニックですので、今のうちにマスターしておくと良いです。

 

それぞれの学年毎にかいつまんで書いてみました。確認に使ってもらえればと思います。

ここから10月初めまで、しっかりと準備をしていきましょう。

05

Sep

歴史で分野別に用語をまとめよう

こんにちは、山村です。

夏休みに社会を勉強していると、本番でいろいろな用語が頭の中を駆け巡り、なにがなんだかわからなくなる…ということが多いと思います。

そのためにも次の事柄、違いをきちんと覚えておきましょう!

 

社会が苦手なひとこそ要チェックです!

 

 

【様式】

寝殿造…平安時代・貴族のゆったりとした住宅の構造

書院造…室町時代・床の間、違い棚など現代の和風の部屋に似た造り

 

【他国とのつながり・貿易】

遣隋使…飛鳥時代・隋との貿易

遣唐使…飛鳥~平安時代・唐との貿易

日宋貿易…平安~鎌倉時代・宋との貿易

勘合貿易…室町時代・明との貿易

南蛮貿易…戦国時代・ポルトガルやスペインとの貿易

朱印船貿易…江戸時代・ポルトガルやオランダとの貿易

朝鮮通信使…江戸時代・将軍が代わるごとに朝鮮から来た使節

 

【土地】

公地公民…飛鳥時代・すべての土地は国のもの

班田収授法…奈良時代・口分田を与える、租調庸の税

墾田永年私財法…奈良時代・開墾した土地を自分のものにしてよい

太閤検地…安土桃山時代・収穫高を石高で表す

版籍奉還…明治時代・大名に土地と人民を返上させた

地租改正…明治時代・地券を発行、地価の3%を現金で納入

農地改革…政府が一部の土地を買い上げ、小作人に売り渡した

 

【先住民】

アメリカ…ネイティブアメリカン

オーストラリア…アボリジニ

カナダ…イヌイット

ニュージーランド…マオリ

 

ヒスパニック…アメリカにおけるスペイン語を話す人々

メスティーソ(メスチソ)…アメリカの原住民と白人の混血である人々

 

【~の乱】

壬申の乱…飛鳥時代 天智天皇崩御後の大海人皇子VS大友皇子

保元の乱…平安時代 後白河天皇VS崇徳上皇

平治の乱…平安時代 平清盛VS源義朝

承久の乱…鎌倉時代 後鳥羽上皇VS幕府

応仁の乱…室町時代 足利義政の後継者争い 下剋上がキーワード

 

【江戸時代の改革】

享保の改革…徳川吉宗(将軍) 新田開発・公事方御定書

田沼の改革…田沼意次(老中) 株仲間の奨励・印旛沼の干拓・わいろ

寛政の改革…松平定信(老中) 朱子学奨励・借金の帳消し・囲米

天保の改革…水野忠邦(老中) 株仲間解散・人返し令・倹約令

 

【条約】

日米和親条約…ペリー来航の翌年に、ペリーと締結(外交・領事館について)

日米修好通商条約…井伊直弼が締結(貿易について) 関税自主権・領事裁判権がキーワード

 

下関条約…日清戦争の講和 賠償金・朝鮮独立・三国干渉

ポーツマス条約…日露戦争の講和 韓国での日本の優越。鉄道利権の譲渡

 

サンフランシスコ平和条約…第二次世界大戦の講和 日本独立(主権回復)

日米安全保障条約…アメリカ軍が日本に駐留

 

 

きちんとこれらの違いを説明できるでしょうか。中3生でなかなか社会の点が取れない!というひとは、よく勉強しておきましょう。

キーワード1つで解答を導くことができるようになれば、まずは一安心です!

秋以降はさらに実践的な問題を解けるようがんばっていきましょう。

 

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