ネクサスブログ

17

Jul

中学生向け問題集に動画付きが増えてきています

最近、大学受験用の問題集では「動画解説付き」のものがとても増えていますね。わかりやすくて勉強がスムーズに進むと、受験生の間でも評判のようです。

そんな中、2026年7月に高校入試向けの動画解説付き問題集『高校入試ムビスタシリーズ』(学研)が発売されました。

今回は、この新しい問題集の構成や、日々の学習にどう取り入れていくと効果的なのか、ポイントを優しく解説していきます。


『高校入試ムビスタ』の構成と、知っておきたいポイント

『高校入試ムビスタ』は、公立高校入試の過去問から、特によく出る問題を厳選して収録している問題集です。

中身は以下のように、取り組みやすい3つのステップに分かれています。

■ 紙面の3つのステップ

  1. 要点整理(大切なポイントのコンパクトな解説)
  2. 特別講義(入試に出やすい問題の解き方のコツ)
  3. 実戦問題(実際の入試問題に挑戦)

ここで一つ知っておきたいのは、動画解説がついているのは「1. 要点整理」と「2. 特別講義」のみで、「3. 実戦問題」にはついていないという点です。

「全部に動画があるわけじゃないんだ」と思われるかもしれませんが、これについては心配いりません。


まずは「要点整理」と「特別講義」を丁寧に進めましょう

この問題集の大きな強みは、「要点整理」と「特別講義」の動画解説が非常に丁寧で、わかりやすいことにあります。

映像ならではの丁寧な解説は、一人で紙面を読むよりもすんなりと頭に入ってきます。

そのため、まずはお手元の動画がついている「1」と「2」をしっかり理解して、やりきるだけでも十分にこの問題集の価値を感じられるはずです。

もし「3の実戦問題」が今の実力だと難しく感じられる場合は、無理をせず後回しにしても大丈夫です。まずは動画を味方にして、1と2をしっかり身につけることから始めてみてください。


基礎を固めてから挑戦するのが、スムーズに進めるコツ

『高校入試ムビスタ』は公立高校の過去問をベースにしているため、「まずは最低限の基礎を身につけてから」取り組むのがいちばん効果的です。

いきなり本番レベルの問題に挑戦すると、どうしても難しく感じて手が止まってしまいがちですよね。

おすすめなのは、以下のようなステップです。

  1. 学校で購入した受験対策ワークなどを、何度か繰り返して基礎を覚える
  2. そのあとで、『高校入試ムビスタ』に取り組む

学校の基本的な教材から、いきなり過去問へ進むのはハードルが高いもの。この『ムビスタ』は、その間の「橋渡し」になってくれるような教材として使うと、無理なくステップアップできます。


大切なのは「動画を見たあとに、自分の手で解き直すこと」

動画解説がついている教材を使うときに、少しだけ気をつけておきたい点があります。

それは、「解説動画を見て、わかった気持ちになって満足してしまう」という点です。

ムビスタの動画解説はとてもわかりやすいので、見ているだけで「なるほど、できた!」と感じやすい性質があります。しかし、動画を見て納得したことと、実際に自分の手を動かして解けることの間には、少し距離があります。

動画を見て勉強したあとは、「何も見ずに、最後まで自分の力で答えを書ききれるか」をぜひ試してみてください。

「動画を見る(インプット)」と「自力で解く(アウトプット)」をセットにすることで、学んだ内容がしっかりと自分の実力になっていきます。


まとめ:上手な選び方とこれからの進め方

新しく登場した『高校入試ムビスタ』は、以下のような受験生にぴったりの教材です。

  • 基本の勉強は少し進んだけれど、過去問に入る前にワンクッション挟みたい
  • 文字だけの参考書だと、なかなか集中が続かない
  • 問題の「解き方のコツ」を映像で丁寧に教えてほしい

ただ、注意しておきたいのは、「これさえやれば受験対策は万全」というわけではないという点です。この教材でコツを掴んだら、そこから実際の過去問演習へとしっかりつなげていくことが大切になります。

そのため、すでに基本の学習が順調に進んでいて、過去問が自力でスムーズに解ける状態であれば、その教科については無理にこの問題集を取り入れる必要はありません。一律で全教科を揃えるのではなく、今の自分に「必要な教科だけ」に絞って賢く取り組んでいきましょう。

なお、当塾には5教科すべてのラインナップを揃えています。塾生の皆さんは、購入前に一度、塾で内容や難易度を一緒に確認しておきましょう。

動画解説という心強いツールを上手に使いながら、自分のペースで一歩ずつ力を伸ばしていきましょう。受験勉強を応援しています。

03

Apr

ライブラリにはこんな本があります③

図1

 

3回目の今回も様々な本をご紹介します。

 

 

 

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おかべたかし文・やまでたかし写真 『似ている単語』(東京書籍)

 

英語を勉強していると、似ている単語が出てきてどう使い分ければいいのか迷うことがあると思います。

例えばbigとlargeはどちらも「大きい」という意味ですが、違いを説明しろと言われると案外難しいですね。

そんな似ている単語をピックアップし、分かりやすく説明してくれる一冊です。

写真も美しく、とても読みやすいのでおすすめです。

 

 

 

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梶原しげる著 『すべらない敬語』(新潮社)

 

こちらも言葉に関する書籍。敬語を自然に使いこなすための知恵について書かれています。

場合によってはあえて敬語を使わない方が印象が良い等、文法の一歩先に踏み出すような面白さがあり、言葉の奥深さに触れることができるかと思います。

敬語の知識を覚えるのが面倒だな…と感じている方は、この本を読むことで興味を持つきっかけになるかもしれません。

 

 

 

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藤井仁子編 『入門・現代ハリウッド映画講義』(人文書院)

 

2008年当時最新だったハリウッド映画についての批評集。

“現代”と呼ぶには少し古い本かもしれませんが、専門家がそれぞれ当時のハリウッド映画をどのように捉えていたのかを知ることができて興味深いです。

今に通じる部分・今の捉え方と違う部分を知り、未来に繋げてゆくことはとても大事ですね。

人によっては読みにくい文章だと感じるかもしれませんので、中学生~高校生、特に映画好きにおすすめです。

 

 

 

17

Oct

教科書レベル→大学入試レベルの架け橋になる問題集(数学編・その2)

以前「教科書レベル→大学入試レベルの架け橋になる問題集(数学編)」という記事を投稿いたしましたが、今年度に入って他にも良い問題集が発売されたので、その紹介と前回紹介した問題集との使い分けについてまとめていきたいと思います。

 

今回新たにご紹介するのは

『宇宙一やさしい数学』シリーズ(かんき出版)です。

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「宇宙一やさしい」となっていますが、全くの初学者用ではありません。

教科書内容を一通り習っていることが前提のレベルです。

このレベル帯の問題集は結構出ていますが、その中ではかなりやさしい部類に入ります。

数学が苦手だが、入試科目に数学が入っている方の最初の1冊として使えます。

 

使い方としては、

①「基本の暗記!」の部分をしっかり読み込んで、これから何をするのか理解する

②「例題」を解く。分からなければ解答を見ながら解く

③「入試問題」を解く。こちらも分からなければ解答を見ながら解く。ただし、時間がかかりすぎるようであれば1周目は「例題」のみにして、2周目から「入試問題」も解く

④「例題」「入試問題」が別冊で問題だけ掲載されているので、ノーヒントで解く。解けなかったところはチェックを入れて解答を見ながら解き直しをする。

⑤チェックを入れた問題を繰り返し解き、全問出来るようにしていく

 

ここまでやれば、このレベルより上の問題集を取り組んでいけます。

 

その後はその1で紹介した2冊を順に進めていけば、中堅レベルの大学の入試問題に自力で取り組めるようになります。

 

『宇宙一やさしい数学』の問題を解けるようになっているレベルであれば、

 

入門問題精講』(旺文社)で書かれている内容が理解出来るようになっていますので、数学に時間を取ることが状況であれば、こちらをしっかりやりこんだ方が遠回りに感じますが、長い目で見れば考え方を身につけることが出来るのでお勧めです。

 

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時間がない方は、

③『文型の数学 重要事項完全習得編』(河合出版)

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使い方は『宇宙一やさしい数学』シリーズと同じです。

このレベルをしっかり自力で解ききれるようになっていかないと、過去問レベルに歯が立たないでしょう。

 

最後に、どの問題集から取りかかるべきかですが、まずは苦手な単元を選んでそれぞれの問題集に取りかかって下さい。

その中で一番ちょうど良いと感じたものを選んで取りかかって下さい。

順番としては①→②→③ですが、②から始められるのであれば①はやらなくて良いですし、③から始められるのであれば①②は必要ありません。

ただ、単元によっては③で進まなくなる場合がありますので、その場合は②に戻った方が良いです。

 

 

03

Oct

ライブラリにはこんな本があります②

図1

 

7月に続いて、ネクサスの生徒用ライブラリスペースにはどんな本が置いてあるのか紹介しようと思います。

前回は図鑑や大全が中心だったので、今回はまた違ったジャンルの物を取り上げてみます。

 

 

 

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古川武士著『「早起き」の技術』(大和書房)

 

早起きや睡眠に関する本は本当にたくさん出版されています。

こちらは早起きが習慣化できない原因を見直し、早く起きるための技術を身に付けながら理想の生活習慣をつくっていく、という流れが章毎にうまく整理されています。更に効率の良い仕事術まで書かれています。

「どうしても夜型になってしまう…。なんとか朝型に変えられないだろうか?」と悩んでいる人には、最初の1冊として適しているのではないかと思います。

 

 

 

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苫野一徳著『勉強するのは何のため?』(日本評論社)

 

子ども大人関係なく、誰でも一度は考えたことがあるであろう「なぜ勉強するのか」。

この書籍は哲学の考え方を交えながら、この大きな問いと向き合っています。

哲学というと難しさから敬遠してしまう人もいるかもしれませんが、こちらはとても読みやすくまとまっています。

本秀康先生の装画も素敵で、迷った時にはすぐ手に取れるよう、そばに置いておきたい1冊です。

 

 

 

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いしたにまさき著『あたらしい書斎』(インプレスジャパン)

 

書斎というと、ずらりと本が並んだ本棚や高級な家具を揃えた部屋をイメージする人もいるでしょう。

しかしこちらでは、“何かを学んだり考えたり、書き物をしたりする部屋”をスタート地点として、様々な視点から書斎作りについて記していて、とても興味深いです。

2012年に発行された本なので情報が古くなっている部分もありますが、「部屋での仕事や勉強がはかどらない…。」という人にとって、「こんな場所の整え方もあるんだ!」とヒントになるような1冊ではないかと思います。

 

 

 

このように様々な本を揃えています。

興味があるものは是非手に取って読んでみてください。

 

 

 

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