ネクサスブログ

18

Jan

国語の記述問題の基本的な考え方③

こんばんは、山村です。

記述問題の考え方③です。

 

今回は一番難しい、筆者の主張のまとめ方です。

筆者の主張は大まかな位置として文の最初または最後、あるいは両方に書かれていることが多いです。

作文や小論文を書くときと同じようにまず、筆者は自分がこれから何を述べるのか、大まかな説明をしてから文章を始めます。あるいは、何か一般的な考え方があり、それに疑問を投げかけ、例を用い主張の裏付けを行い、最後にもう一度主張をまとめる、という形式をとることも多いです。

 

必要な箇所を見つけるために気をつけなければならないのが、例えは主張ではないので使わない、ということです。例えはあくまで主張が正しいことを説明するための要素であって、なくても文章は成り立つものです。文をわかりやすくしたりするためのサービス部分です。

 

ただ、例えであるからといって完全に捨ててしまっても良い部分とは言えません。その近く、特に例えの直前・直後に筆者の言いたいことが隠れている可能性があります。

 

直前の場合:〇〇は~~~ということではないだろうか。例えば、△△は・・・

 

まず、読み手に筆者が問いかける文末になっているものはそのほとんどが主張です。

「このドラマおもしろいよね?(私はおもしろいと思うんだけど!)」 「この漢字で合ってるの?(合ってないように見えるんだけど!)」 のように自分が正しいことを確認するための問いかけです。そして、これより後ろの文で「やっぱりそうだよ!」 「私が合っていた!」とその疑問に対して言う(書く)ことも多いでしょう。

★話は変わりますが、このように『問いかけ・疑問』と『その答え』が前後関係にあるとすると、「傍線分の問いかけに対する答えを述べよ。」という問題があったときはその傍線部よりも後ろを探すと見つかりやすい、ということになります。文が長い場合はそのように予想をつけて探してみましょう

このように、具体例の段落の近くにある問いかけは筆者の主張が書かれている場所①ということがわかりました。

 

直後の場合:(例えの段落が終わって) このように、〇〇は~~なのである。

 

『このように』というフレーズに注目です。この言葉は先に述べた内容についてまとめたいときに使うものです。同じように『つまり』も重要です。前の文や段落で長く説明していた部分を、簡単に文章をまとめていることがわかる目印です。字数指定があるときに同じ内容を表す文が何カ所かある場合、『このように』『つまり』『というように』という要約を示すフレーズを用いた部分から解答を作るようにしましょう

 

以上のように主張が書かれていることがわかる文の特徴として次のことが言えます。

 

・主張は最初または最後に書かれていることが多い

・問いかけの文から主張を読み取る

・『このように』『つまり』といったフレーズに注目

 

ただ、これらはあくまでヒントや目安になるものであって、絶対ではありません。

文を書く力は実際に繰り返し演習を行って身につけるものです。筋トレのように日々の練習の積み重ねで、試合に生かすことができます。

入試までの残り期間、精いっぱいがんばっていきましょう!

 

 

21

Nov

高1・数A「整数問題」の問題集

写真 (1)

高校生の定期テストが早いところでは今週末から始まります。
それが終わると冬休みですが、授業はすぐに3学期の予習に入っていきます。

高1数学の3学期の難所は「整数問題」です。
比較的数学が得意な人でも、この単元は苦手な人が多いです。

ネクサスがオススメする「整数問題」の参考書・問題集はこちらです。

『佐々木隆宏の整数問題が面白いほどとける本』

佐々木隆宏先生の本はどれも非常にわかりやすく、このシリーズの整数問題を佐々木先生が担当してくれたのは非常に嬉しいです。
(生徒さんたちの間では、このシリーズで人気があるのは坂田アキラ先生なのですが、私は佐々木先生の方の説明が好きです)
見やすい図と説明で理解もし易いですし、途中式も比較的細かく書かれています。

3学期に入ってからではなく、冬休みのうちから軽く予習しておくと非常に楽になりますので、頑張ってみてください。

もう一冊のオススメは『2週間で完成!整数問題』(安田亨 著)です。

安田亨先生の本もハズレなしですね。
ただ、難易度でいえばこちらの方が高めなので、2冊目としてオススメします。
安田亨先生の授業はネクサスの映像授業コースで受講できます。高いレベルの講座を多くもたれていて、非常に人気のある先生です。
チャレンジしたい方はいつでも申込みをお待ちしております。

10

Nov

全教室、床暖房と加湿器完備しています

冬の学習環境において気になるところと言えば、寒さと乾燥だと思います。
ネクサスでは、新校舎を建てるにあたって、受験の追い込み時期である冬の学習環境の設備を整えました。

全教室エアコンはもちろんのこと、床暖房と加湿器を完備しています。
冬場の勉強で一番集中力を奪うのが足下の冷えと乾燥からくる喉のダメージです。
風邪を引く原因にもなりますので、塾としてもそれを防ぐための設備は重要だと判断しました。

床暖房を稼働したところ、皆さんには非常に好評で、快適に勉強が出来ると喜びの声をいただいております。
床暖房は床そのものが暖かくなるというよりも、部屋の下半分が暖かくなるという感じです。
冷え性の方にとってはかなり楽になると思います。

加湿器もハイブリッド式の加湿能力の高いものを入れていますので、教室内の空気もしっとりとして、のどが痛くなるような乾燥はしません。

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勉強する環境として、三条市内で一番快適な空間をご用意出来たと思っております。
ぜひ、みなさんお越し下さい。

22

Oct

オススメの分度器・定規・コンパス

中1数学は作図の指導時期になりました。
定規、コンパス、分度器などの準備はできていますでしょうか?

この時期、使いやすい作図道具を教えて欲しいという問いあわせが多いです。
今日は、オススメをご紹介したいと思います。

まずは、分度器。
共栄プラスチック カラー分度器です。

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これの良さは、0度の下に余白がなく、フチが0度になっていますので、非常に合わせやすいです。
数字も大きいですから、見間違えることもありません。
しかも、重要な角度(45度、90度、135度)をさらに強調しています。
色もカラフルで90度を境に色を変えてあるので、どちら向きで作業をしているのか途中で分からなくなることもありません。

Amazonでは扱っていませんが、楽天では多く取り扱っています。ただ、単価が100円台のモノですので、送料に気をつけてください。

次は定規です。
無印良品の「黒地 見やすい定規 15cm」です。

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これの良さは、分度器と同じく、0のフチに余白がないことです。フチが0センチです。
そして、両面にメモリがあり、どちらの面でも線が引けますので、時間のロスが少ないです。
ネクサスの生徒で一番持っている子が多い定規です。
こちらは無印良品ネットストアで買えます
120円です。こちらも送料に気をつけてください。

最後はコンパスです。
こちらは、ステッドラー マルス559です。

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これの良さは、とにかくシンプルであること。
学習用としては、きれいにそして一発で円が描けることが最重要です。
なので、途中で折れ曲がらない剛性が必要です。
ねじがしっかりしているので、途中でフラフラすることもありません。
開く時に、ちょっと固いと感じるかもしれませんが、胴体にくぼみがありますので、それに指を引っかけるとすんなりと開きます。

こちらはAmazonで扱っています

860円です。

気持ちよく線が引けると学習もはかどります。
これも勉強への投資だと思います。

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