ネクサスブログ

16

Oct

古文単語を覚えても読めない? 古文を伸ばす2冊のおすすめ教材

高校生からよく聞く相談の一つに、「古文単語が覚えられない」「古文単語を覚えても文章が読めるようにならない」というものがあります。

実は、これは英語とよく似ています。

英単語の意味を一つひとつ覚えていても、英文の中でその単語がどのように使われているのかがわからなければ、文章全体の意味を理解することはできません。古文も同じです。単語の意味を暗記するだけでなく、実際の文章の中でどのように使われているのかを理解することが、読解力を伸ばすためには重要です。

また、古文では当時の人々の生活習慣や価値観、和歌の表現など、現代とは異なる文化的な背景を知っておくことも大切です。こうした古文常識を知らないために、文章の意味を正しく理解できないこともあります。

そこでおすすめしたいのが、赤本プラスの次の2冊です。


①『大学入試 読解のための古文単語トレーニング』

81CFE25tHRL._SL1500_古文単語を覚えても読解につながらない人におすすめの一冊です。

単語の意味を暗記するだけでなく、実際の古文を読みながら単語の意味や使われ方を学ぶことができます。単語が文章の中でどのような意味を持ち、前後の内容とどうつながっているのかを意識することで、単なる暗記から読解に使える知識へと変えていくことができます。

「単語帳を何周もしたのに、初めて見る文章になると読めない」という人は、単語を覚えることと、文章の中で意味を理解することを結びつける練習をしてみましょう。

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②『大学入試 知らなきゃ解けない古文常識・和歌』


81uQSjyMOmL._SL1500_

古文の背景知識や和歌の理解を深めたい人におすすめの一冊です。

古文の読解では、単語や文法の知識だけでは解決できない問題もあります。

例えば、当時の恋愛や結婚の習慣、身分による人間関係、季節や自然に託された感情など、現代とは異なる常識を知らなければ、登場人物の行動や気持ちを理解しにくいことがあります。

また、和歌には、限られた言葉の中に複数の意味や感情が込められています。表現の背景や和歌特有の知識を知っているかどうかで、読み取りやすさが大きく変わります。

この本で古文常識や和歌について学び、知識を実際の読解と結びつけていきましょう。

▶ Amazonで『知らなきゃ解けない古文常識・和歌』を見る


古文は「暗記した知識を使う練習」が大切

古文単語も古文常識も、覚えること自体がゴールではありません。文章を読んだときに知識を使い、内容を理解できるようになることが大切です。

単語帳や文法書で基礎を身につけたら、実際の文章を読みながら知識を使う練習をしていきましょう。

「覚えているのに読めない」と悩んでいる人は、勉強方法を少し変えてみるのも一つの方法です。今回紹介した2冊を、古文の知識と読解力を結びつけるための教材として活用してみてください。

02

Oct

ライブラリにはこんな本があります④

図1

 

4回目のご紹介となります。

これまで様々なジャンルの本が登場しましたが、まだまだあります。

 

 

IMG_0226

鈴木秀子著・富永三紗子絵『イラスト版 9つの性格入門』(PHP研究所)

 

エニアグラムという考えを使い、自分がどのタイプに当てはまるのかを確認します。

それを基に弱点や陥りやすい落とし穴をつかんだり、能力の伸ばし方の参考にしたりと、自分の本質を客観的に見つめることができます。

イラストが多くて読みやすいので、気軽に手に取ることができるかと思います。

 

 

IMG_0224岡本信明・川田洋之助監修『原色 金魚図鑑』(池田書店)

 

金魚と一言で言っても色々な品種がいますが、この本ではメジャーなものから初めて見るものまで、様々な種類の金魚を美しい写真とともに掲載しています。

魅力や飼育のポイントを含む紹介文はもちろん、金魚にとってよい水とは何かにせまった章があったりと、読み始めるとその奥深さに引き込まれる1冊です。

 

 

IMG_0225

所澤秀樹著『鉄道旅行 週末だけでこんなに行ける!』(光文社新書)

 

タイトル通り、週末の時間を使って広く鉄道旅行をしようという内容。

中には土日だけで九州・四国を巡る旅行記があったりと、なかなか体験することのないであろう出来事が書かれていて興味深いです。

筆者とともに旅をするイメージで読んでみるのも良いと思います。

 

18

Sep

勉強の最大瞬間風速を信じない

いつもはダラダラしちゃうけど

「今日はなんだか調子がいい! どんどん勉強できそうだ!」

「明日は休みだから夜遅くまで勉強しよう!」

という日があったとします。

 

がんばれるときこそがんばりどき! と思うかもしれませんが、少し待ったほうがいいかもしれません。

なぜなら、どんどんテンションが上がっている今があるということは、どんどんテンションが下がってしまう明日があるからです。

 

がんばり過ぎた反動は次の日からやってきます。今日20ページ進んでも、次の3日間何もしなければ結局は4日で20ページしか進めていません。

20ページの4分の1、5ページを5日間進めて25ページ進めたほうがトータルでは多くなります。

さらにたった1度勉強しただけでは記憶は維持できません。少しずつでも次の日に復習をしたほうがずっと定着率が良くなります。

 

「あんなに昨日はがんばったんだから今日は休もう」「その気になれば20ページ進められるし」

というのは甘い見積もりです。次にやる気が起きる日を待ち続けている間にどんどん忘れてしまいませんか?

 

目標にするべきなのは「昨日も今日も、やるべきことをきちんとやったぞ!」という状態です。

生活リズムを崩すことで、健康面でも精神面でもつらい状態は良くありません。

 

ハイテンションで勉強するのではなく、淡々とやるべきことに集中できるようにしましょう。

 

 

 

 

04

Sep

大学入試で現代文が苦手な人は「自分に合う先生」を見つけよう

大学入試の現代文が苦手な生徒には、ある共通した特徴があります。

それは、

「現代文の参考書を何冊もやっているのに、なかなか成績が上がらない」

ということです。

書店に行けば、現代文の参考書や問題集はたくさんあります。

「この参考書がいいらしい」

「この問題集が難関大学におすすめらしい」

「学校の先生にはこれを勧められた」

「ネットでは別の参考書が紹介されていた」

そんな情報を見ているうちに、気がつけば複数の先生の参考書を買ってしまう。

しかし、現代文が苦手な人ほど、これはあまりおすすめできません。

現代文は「先生によって説明の仕方」がかなり違います

現代文の参考書を選ぶときに、意外と重要なのが、

「どの先生が書いた本なのか」

ということです。

現代文は数学や英語と違って、問題の解き方を説明する方法に先生ごとの個性がかなりあります。

文章の読み方を重視する先生もいれば、設問の選択肢の分析を重視する先生もいます。

また、

「本文をどう読めばいいのか」

「傍線部をどう分析するのか」

「選択肢をどう切るのか」

といった部分についても、先生によって説明の仕方が異なります。

そのため、ある先生の説明では「なるほど、そういうことか」と理解できたのに、別の先生の説明になると急にわからなくなる、ということも珍しくありません。

これは、その先生が良い・悪いという話ではありません。

単純に「自分との相性」があるのです。

だからこそ、現代文が苦手な人には、まず「自分に合う先生」を見つけてほしいと思います。

これは実際に塾で現代文を指導するときにかなり意識していることです。

現代文が得意な生徒なら、複数の先生の考え方を比較しながら勉強することもできます。

現代文が苦手な生徒におすすめしたいのは、

最初に何人かの先生の入門レベルの本を試してみること

です。

そして、

「この先生の説明が一番わかりやすい」

と思える先生を見つけたら、そこからはできるだけその先生の教材で学習を進めていきます。

 

例えば、代表的な流れとしては次のようなものがあります。

 

柳生先生がわかりやすいなら

『ゼロから覚醒 はじめよう現代文』などの入門教材

→ 『現代文ポラリス』シリーズ

→ 『The Rules現代文問題集』シリーズ

というように、柳生先生の考え方を軸に学習していく方法があります。

 

東進系(西原先生)の説明がわかりやすいなら

『現代文読解をはじめからていねいに』

→ 『新レベル別問題集』

というように、東進系の教材を中心に進めていく方法があります。

 

宗先生の説明がわかりやすいなら(映像授業の方が取りかかりやすい場合も)

宗先生の「ムビスタ」系の教材

を中心に学習していく方法もあります。

 

 

もちろん、ここに挙げた教材だけが正解というわけではありません。

大切なのは教材の名前ではなく、

「自分が理解しやすい説明をしてくれる先生を見つける」

ことです。

そして、問題を解くこと以上に、

「解説を読んだとき、自分が納得できるか」

を確認してください。

「なるほど、だからこの答えになるのか」

と自然に理解できる先生がいれば、その先生が自分に合っている可能性があります。

逆に、有名な先生の本であっても、

「説明を読んでもよくわからない」

のであれば、無理にその先生の教材を使い続ける必要はありません。

現代文の勉強は「一貫性」が大切です。

現代文の勉強で大切なのは、参考書を何冊も制覇することではありません。

まずは、

「この先生の説明ならわかる」

という先生を見つける。

そして、その先生の教材を中心に、

入門

↓

基礎

↓

標準

↓

過去問

と段階的に進んでいく。

これが、現代文が苦手な人にとっては非常に取り組みやすい方法です。

もちろん、最終的には複数の先生の考え方を知ることが役に立つこともあります。

しかし、それは基礎が身についてからでも遅くありません。

現代文が苦手な人ほど、「いろいろな参考書をやる」のではなく、「自分に合った先生を見つけ、その先生から一貫して学ぶ」ことをおすすめします。

まずは入門レベルの教材を1冊ずつ手に取ってみてください。

「この先生の説明、わかりやすい!」

そう思える先生に出会えたら、そこから先は、その先生を信じて進んでみましょう。

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