社会科をなぜ勉強しなければならないの?の答え
こんばんは、代表の袖山です。
今日は中3生の模試でした。
全体として理社に苦戦をしている人が多かったですね。
ただ、理社は短期間で伸ばしていける教科なので、あきらめずに最後まで勉強に取り組んでもらいたいです。
毎週月曜日に行っている「受験対策理社」もかなり授業が進み、次の定期テストが終わったあとは、入試問題演習に入る人も多いです。
問題のレベルもなかなかハードになってきているので、受講者のみなさんもだいぶお疲れのようです(^_^;)
「なんで社会を勉強しなきゃなんだー!」とやさぐれ気味の人も。
そんなわけで、今日は「なぜ社会科を勉強しなければいけないの?」と聞かれたときの私なりの答えをまとめてみました。
レベルに応じて3種類作りましたので、参考にしていただければと思います。
(初級編)
大人になってから、例えば都道府県の場所や名前を知らないとか、有名な歴史上の人物を知らないと、恥ずかしい思いをするよ!
大人の日常会話で、どこに旅行に行ったとか、どこの出身とか話したりするからね。
(中級編)
世の中のルールや常識は、いつの間にか知らないうちにガラッと変わります。
その時に自分が生き残るためには、世の中の今後の動きを予想して、前もって準備をしておく必要があります。
学校で習うのは最低限の知識で、今後の世の中の流れをつかむためにも、その知識をもっと深めて、学ぶ必要があるのです。
(上級編)
自分が持っている常識を疑うすべを身につけること、そうすることで自分を客観とする視点を身につけること、そのために社会科の知識は必要です。私たちが当たり前だと思っている常識は、場所が変われば(地理)、時代が変われば(歴史)、社会制度が変われば(公民)、まったく違うものになるのです。
客観視することは、自分が絶対に正しいとは思わずに他人と相対することで、他者に対する思いやりをもつ事につながります。
自分とは全く違う常識の人間に対しても、お互いを尊重する気持ちを持ち続けるためにも、相互理解のためのツールとして社会科(学)は存在するのです。