詩の世界に触れてみよう
今回は詩集をいくつか紹介したいと思います。
詩集に触れたことがない人にもおすすめですので
気になるものがあればじっくりと読んでみてください。
高階杞一『ひらがなの朝』(澪標)
作者の詩集の中では比較的新しい、2021年の作品。
自身の体験から湧き出てきた様々な感情が、シンプルな言葉で表現されています。
共感しやすい作品も多く、最初の1冊としても良いのではないかと思います。
谷川俊太郎『詩ってなんだろう』(ちくま文庫)
「詩って何?」をテーマに、作者が色々な視点から詩を集めたユニークな1冊。
作者自身の作品集ではないものの、読みやすく、まとめ方もとても面白いです。
こちらの本はネクサスのライブラリーにありますので、手に取ってみてください。
吉野弘『素直な疑問符』(理論社)
日常の中でつい忘れてしまいがちなことに改めて気付かせてくれる詩が心に響きます。
装丁を含め葉祥明さんの絵画も素敵で、手元に置きたくなる1冊です。