夏休みの過ごし方を考えよう。
こんにちは、山村です。
もうすぐ夏休みに入りますね。部活に勉強に遊びに、忙しい時期だと思います。
夏休みといえば、まずほとんどの人は最初に計画を立てると思います。
一日の量はこれくらいで、いつぐらいに終わって…と決めることでしょう。
ただ、それを実行するとなると、なんだか難しい。予定はどんどん先送りになって、宿題は提出日ぎりぎり、もしかすると大分締切を過ぎてしまったり、ということも珍しくないでしょう。
最初に計画を立てるときに、無謀なものを作るひとはほとんどいません。だけど、自分で立てた計画を自分で台無しにしてしまう…これについては仕方ないと割り切ってしまってよいかもしれません。
ただ、割り切ったからと言って計画をうやむやにしてもいいわけではもちろんありません。計画を立てるとき、そして実行するときに少し頭の中に入れていてほしいのが次のことです。
①一日の中でやる量の幅を作る
②急にたくさんやらない。急に少なくしない。
③予備日を作る
この3点。まず、1日5ページ進めようと計画するとします。ところが手をつけてみると毎日5ページって大変!と気づいてしまいます。
そういうことにならないよう、1日3~7ページといったように最低ラインと最高ラインを決めます。
ここで、最低ラインはわかるけど、最高ラインを決める意味ってあるの?と思った方もいるはず。
最高ラインを決めずに、できる日にあまりにもたくさん進めると、次の日、「昨日あんなにやったから…」とやらなくなることが多いのです。
そしてずるずる何日も宿題に手を触れない日が続いてしまうのです。それだったら最高ラインに達したら、いっそ遊びに出かけてしまってもいいのでは?と思います。やることはもう終わっているし、目標をクリアしたごほうびがあってもいいはずですから。
②も①と同様に、たくさんやると、その結果、1日目でやる気を使い切ってしまいます。次の日のだらだらタイムを増やすだけなら、少しずつ毎日やるほうが習慣もつきますし、これを繰り返せば1日のリズムが徐々に作れるはずです。
③については、そうはいっても計画通りにはなかなか進まないもの。だったら、予備の日を作って、もし計画どおりに進まないことがあれば、その日を使って遅れを取り戻してください(予備日をあてにしすぎてはもちろんいけませんが)。
もし計画通りにきっちり進んでいたら、予備日は遊びに使っても良いでしょう。だって、計画通りきちんと進めてあるのですから。
以上が夏休みの計画のおすすめの立て方でした。ここからもっと工夫して、さらに自分に合ったやり方を見つけてくださいね。