高校入試分析 基本問題の対策をしよう!
新潟県の公立高校入試は、どの学校を受ける場合でも受験生全員が同じ問題を解きます。
そして入試問題は、基本問題から超難問まで入り交じって出題されます。
そのため、まず対策として大事なことは自分が解ける問題をしっかり見極めてミスしないようにすることです。
以下の表は、直近の令和6年度と令和5年度入試における各教科の正答率が高かった問題を集計したものです。
便宜上、正答率80%以上の問題は「受験生のほとんどが正解している問題」、80%未満60%以上は「入試対策をしていたらできる問題」ということで、これらを「基本問題」としました。
令和6年度
令和5年度
500点満点のテストで、60%以上の受験生が解けている基本問題だけで令和6年度は合計135点、令和5年度ではなんと合計180点もあります。年によって上下しますが、180点は加茂高校の安全圏、三条東高校の努力圏より少し上の可能圏になります。
国語は漢字・文法、数学は計算、英語はリスニング、社会は地理が上記の得点のほとんどを占めています。理科は人によって得意分野が分散しているため、特定の分野が簡単ということはありませんが、各単元の基本問題をしっかり固めることは難しく無いため、短期間で点数を上げやすい教科です。
受験勉強をこれから始めようという方は、まず上記の単元から勉強していく事をおすすめします。入試本番で受験生の半数以上が正解している問題を取りこぼしてしまうのは非常に危険ですので、ミスしないように何回も繰り返して問題を解いていきましょう。