過去問は何度でも噛んで味わう
定期テストの追い込みの時期に入りました。
今回は過去問を使った勉強法についてご紹介します。
➊時間を計って本番と同じ状態で挑戦する
過去問はただの練習問題ではありません。テスト範囲の内容がギュッとつまった本番と同じテストです。
時間を計らず解いてしまうと、過去問では正解しても本番では時間が足りなくなって正解できないかもしれません。
試験時間よりも5分、10分はやく解くことを目標に取り組みましょう。
❷点数を出しただけで終わらない
ほとんどの過去問には各問いの配点が記されています。ここで大切なのは自己採点して点数を出して終わり、としないことです。
過去問は点数が大切なのではなく、どこを間違ってしまうのか最終確認をするために使ってください。
逆に言えば、1回目は低い点数でも大丈夫です。間違った問題を解き直し、ワークで類似問題を解き直し、再度過去問に挑戦してできるようになれば問題ありません。
❸ケアレスミスをケアレスミスで済まさない
ケアレスミスをしてしまうと「たまたままちがった」「ついうっかり」と解き直しせずに先に進んでしまいがちです。
しかし本番の場面こそいつも以上にケアレスミスしやすいものです。「ここの漢字を間違えてしまいそう」「2乗を忘れやすいかも」「ここのスペル、前も間違った」といったように『気をつけようリスト』を頭の中に常に思い浮かべてほしいと思います。
いかがだったでしょうか。過去問は直前に1回だけするものでありません。何度も何度も練習して少しでも正解率を高くするための道具です。
テストまで、あと少しがんばっていきましょう。