数学のアルファベットはどんな意味?
こんにちは、山村です。
先週一週間のアクリル掲示板はこちらのデザインでした。
数学にはアルファベットで意味を表すものがいくつも出てきます。
特に高校生では新しい内容に入るたびに新しいアルファベットを用いることが少なくありません。
中学生の場合でも公式で用いることが多く、円の面積をπr^2で表したりなどします。
「 rって何?突然出てきた!」と思うかもしれませんが、
…その答えはradiusの単語の頭文字r、という意味です。
馴染みのない単語ですが、頭文字というのは日本語の場合、半径の「半」の字だけを使っているようなものです。
計算式を書くときに正式名称でいちいち書いていられないので省略しているんですね。
中学三年生の相似∽マークも「似ている」という意味のsimilar ・ similalityの頭文字sを横に倒した形です。
「なぜ倒したの?」
それは例えば△QRS S △TUVと書くとSSとなってしまい、わかりにくいですよね。
∽←こんな風に倒せば△QRS ∽ △TUVとなって「三角形QRSSってなんだ!?」となりません。
記号を書くことでいろいろなものを簡略化して示すことができ、計算がスムーズにいくわけです。
また、≡(合同)のように、日本とそれ以外の国で少し違うものもあったり・・・気になった記号がどんな由来を持つのかを探してみると楽しいと思います。
それでは、月曜からまた楽しんで勉強していきましょう!